人気の猫トンキニーズ、性格や特徴は？病気や飼い方の注意点は？

シャム猫とバーミーズを交配していいところどりで作られた猫、トンキニーズ。好奇心旺盛で無邪気な性格が人気です。

この記事では、トンキニーズの性格や特徴、病気や飼い方の注意点についてまとめました。

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トンキニーズの特徴は？シャムとバーミーズのいいとこ取り！

トンキニーズは、アメリカ合衆国で生まれた新しい猫の品種です。その特徴的な外見は、ペルシャ猫とシャム猫の特徴を持ち合わせています。

まだ比較的新しい品種であり、個体数は限られています。そのため、一般的には他のよりポピュラーな品種よりも入手が難しいかもしれません。

個々のトンキニーズの性格や外見は多少のバリエーションがあるかもしれませんが、一般的には魅力的な外見と愛らしい性格を持っています。

見た目

トンキニーズは細くしなやかなシャム猫と、重量感のあるバーミーズの中間に近い体つきをしています。一見シャム猫のようにほっそりと見えますが、バーミーズ譲りで筋肉も発達しており、運動に向いたバランスの良い体型の持ち主です。

被毛

毛並みはシルクやミンクを思わせる滑らかな手触りで、光沢感があります。顔や耳、足先に入るポイントカラーはシャム猫を連想させますが、シャム猫ほど濃くはならず淡く優しい色合いに仕上がることがほとんどです。

トンキニーズのカラーは毛の色と目の色から「シャンパンポイント」や「プラチナミンク」などと表現されますよ。

トンキニーズの性格は？人懐っこく、遊び好きで天真爛漫！

性格

トンキニーズは短毛種の猫の中で最も人懐っこい猫種の一つといわれています。

シャム猫の人懐っこいところとバーミーズの外交的な性格を受け継ぎ、人間だけでなくほかのペットとも仲良くなれる高い協調性や適応性を備えているのです。

シャム猫やバーミーズに共通する好奇心の強さ、遊び好きな性質も特徴の一つです。飛んだり跳ねたりするのも大好きで、何にでも興味を示して活発的にいつも動き回っています。幼いころはやんちゃな面が目立ちますが、成長と共に落ち着いてきます。

頭が良い猫なのでトイレなどのしつけが簡単で、全体的に飼いやすい猫といえます。

トンキニーズの寿命や病気は？飼い方の注意点は？

寿命

トンキニーズの平均寿命は15年前後です。猫の平均寿命が14.4歳（平成22年ペットフード協会調べ）というデータがある中で、平均より長命な傾向にあると言えます。

病気

トンキニーズは「皮膚疾患」「尿路結石」にかかりやすい猫種といわれています。

皮膚疾患

定期的に皮膚の状態を確認することが大切です。被毛の下に発疹が現れたり、痒みでかきむしったり、舌で過剰になめたりすること様子が見られたら、病院で診てもらいましょう。原因はノミ・ダニなどの外部寄生虫や細菌・ウィルスなどの感染症、アレルギーなど様々です。できるだけ室内で飼うようにし、飼育環境を清潔に保つことが有効です。

尿路結石

尿道の中で結石ができてしまう病気です。猫は下部尿路系の病気を発症しやすいため気をつけなければなりません。「おしっこが臭くなる」「おしっこの際に痛みを伴う為鳴くようになる」「血尿が頻繁に出る」などの症状が見られたら、すぐに病院で診てもらいましょう。尿路結石はマグネシウムの少ないキャットフードだけを与え、人間向けの塩分の多い食べ物を与えないようにすることが大切ですよ。

トンキニーズの元となったシャムやバーミーズは遺伝性疾患が多い猫種です。ですが、ブリーダーの努力により、トンキニーズは遺伝性の病気が表れる確率はかなり低くなっていますよ。

運動や遊びが大好き

トンキニーズは運動が大好きな猫種です。キャットタワーや階段などの段差を利用してうまく運動をさせてあげることが大切ですよ。また、遊ぶことも大好きなので、時間を確保しておもちゃなどで遊んであげて下さいね。

また、トンキニーズは好奇心旺盛な性格です。そんな好奇心から、一度外へ出てしまうとなかなか戻ってこなくなる可能性があります。外に興味を持っている様子であれば、運動としてリードをつけて散歩してみてもいいですよ。

お手入れは簡単

トンキニーズは短毛で抜け毛も少ないのでお手入れは簡単です。ただ、触り心地のよい被毛を保つためにも、なるべくブラッシングは毎日行いましょう。

シャンプーは月に1回を目安に取り入れて、清潔を保つよう心掛けて下さい。子猫の頃から慣れさせるようにしましょう。

トンキニーズにおすすめのキャットフードは？

トンキニーズには、栄養バランスが取れており、高品質なタンパク質源を含むキャットフードがおすすめです。以下にフードを選ぶ際のポイントをまとめました。

高品質なタンパク質源

鶏肉、魚、ターキーなどの動物性タンパク質が主成分となっているフードを選びましょう。肉や肉の副産物がリストの上位にあるフードが良い選択肢です。

穀物フリーまたは低穀物フード

トンキニーズは一部の個体で穀物アレルギーを持つ場合があります。穀物フリーのフードや低穀物フードを選ぶことで、消化トラブルのリスクを減らすことができるでしょう。

健康な脂肪源

鶏脂肪やサーモンオイルなどの健康な脂肪源が含まれているフードがおすすめです。適切な脂肪バランスは被毛と皮膚の健康をサポートし、エネルギー供給にも重要になります。

ビタミンとミネラル

フードがバランスの取れたビタミンとミネラルを提供していることを確認しましょう。特にビタミンA、タウリン、オメガ-3脂肪酸などはトンキニーズの健康に重要です。

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※2021年7月頃にパッケージリニューアル
「カナガンキャットフード」は、高品質かつ栄養価の高い材料のみから作られています。

チキンのみを使用した高タンパクかつグレインフリー（穀物不使用）なだけでなく、食物繊維を多く含むサツマイモや、尿路結石のケアに役立つクランベリーなど、猫の健康をよく考えた材料が含まれています。

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アーテミス『オソピュア』

「アーテミス『オソピュア』」は、良質な動物性タンパク質が摂取でき、ビタミンB1・カルシウム・カリウムなど猫に必要なビタミンやミネラルを多く含む「ガルバンゾー豆（ひよこ豆）」も使用されているためおすすめのキャットフードです。

また猫の身体にやさしいグレインフリー（穀物不使用）かつ無添加です。

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トンキニーズにおすすめな高級キャットフードは下記の記事からも確認できます。

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トンキニーズは日本でも人気になりつつある！

いかがでしたでしょうか？

トンキニーズはポイントカラーが数年がかりで完成するという性質があり、成長と共にどんどん美しい姿になることも魅力の一つです。

クールで美しい姿と人懐っこく甘えん坊な性格のギャップ、また手入れの簡単さからアメリカではカリフォルニアを中心に高い人気を得ています。

近年、日本でも人気上昇中で、今後注目される猫種になるといわれていますよ。興味がある方は、「ブリーダー」「ペットショップ」「里親制度」を利用してみてくださいね。