プレーリードッグの性格や寿命、飼い方は?餌やグッズまとめ

後ろ足で立つ姿が有名なプレーリードッグ。立って敵を見張る姿は凛々しいというより可愛らしいですよね。動物園やふれあい広場などで見る機会はあっても、ペットとしては珍しい存在です。

この記事では、プレーリードッグの性格や寿命、飼育する上で必要になる、餌やグッズをまとめました。

 

プレーリードッグは仲間思いの優しい性格

プレーリードッグ_4

 

性格

  • 社会性がある
  • 仲間思いで優しい
  • 警戒心が強いが慣れればなつく
  • 寂しがり屋

プレーリードッグは、巨大な巣穴で複数の家族が集団生活を行っています。仲間同士で挨拶をしあったりエサを分けたり、毛づくろいをしあったりと、お互いに協力して生活をしていますよ。

プレーリードッグは社会性があり仲間思いの優しい性格をしています。

プレーリードッグを幼いうちからペットとして飼い始めた場合、はじめは臆病で警戒心が強いですが次第に飼い主さんになつきます。顔も覚えてくれますし慣れれば手から餌を食べてくれるようにもなりますよ。

飼い始めてからは積極的にスキンシップを取ることをおすすめします。寂しがり屋なので孤独な時間が多いとストレスを溜めてしまうため注意が必要です。

 

プレーリードッグの性格、ストレスをためると?

プレーリードッグ

プレーリードッグが飼育環境にストレスをためてしまうと「自咬症」を発症してしまいます。自分の手や傷がついた体の部位をガチガチと咬んでしまう症状で、ストレスを紛らわせるために行うといわれています。

咬みついた箇所は化膿して出血したり細菌が入り込んだりしてしまうため治療が必要です。ストレスをためさせないような飼育法を心がけてくださいね。

ストレスをためさせない飼育法

プレーリードッグ

2つの方法

  • できるだけ多くスキンシップをはかる
  • 一緒に2匹以上飼育する

寂しがり屋のプレーリードッグは独りぼっちにさせられるとストレスを感じてしまいます。飼育を始めたら毎日必ず一緒に遊んであげて、スキンシップを多くとってあげてくださいね。

もし飼い主さんが毎日時間を作れない場合には、プレーリードッグを2匹以上飼育することをオススメします。もともと群れで生活する動物なので、仲間が一緒にいると寂しさからくるストレスは軽減されますよ。

オスメスのペアで飼育すると繁殖してしまうこともあるので、繁殖を望まないのであれば「メス同士」で飼育すると良いですよ。

オス同士は喧嘩の可能性があるため、店員さんと相性をよく確認してから飼育をはじめてくださいね。

 

プレーリードッグの寿命は?

プレーリードッグ

 

寿命

  • 飼育下:7~8年
  • 野生下:2~4年

プレーリードッグの寿命は飼育下では7~8年が一般的です。中には10年ほど生きたプレーリードッグも報告されていますよ。野生下では生まれてから1年間生存できるプレーリードッグは「約半数」ともいわれており、平均寿命は2〜4年です。

野生下のプレーリードッグの赤ちゃんは天敵に狙われるため半数しか生存できないのです。ペットとして飼われているプレーリードッグは天敵がおらず、エサのバランスも環境も良いので長生きできるといえますね。

 

プレーリードッグの飼い方、必要なグッズは?

プレーリードッグ_4

必要なグッズ

  • ケージ
  • 餌入れ
  • 水入れ
  • すのこ
  • ペット用シート
  • 隠れ家

自然界では毎日の穴掘りや仲間とのコミュニケーションを忙しく行う動物です。飼育する際にも運動量を確保してあげてください。

ただ、家の中で放し飼いにしていると、家具を始め電気のコードなどを齧ってしまうことがあり危険です。家の中で飼う場合はケージを用意することをおすすめします。大きくて鍵がついているものがオススメです。部屋で遊ばせてあげる時にも目を離さないようにしてください。

ケージには、餌入れを用意し、逆さボトルの水入れをつけ、足場にはすのこを敷き、その下にペット用シートを置いて取り替える形が便利です。元々巣穴に住んでいたので、隠れることのできるスペースを作ってあげると喜びますよ。

 

プレーリードッグの飼い方、餌は?

プレーリードッグ

おすすめな餌

  • ペレット
  • 干し草
  • プレーリードッグ用の餌

プレーリードッグは草食動物です。野生では主に草を食べ、草についた土や虫を一緒に食べることで、他の栄養分も摂取しています。

飼育下では草食動物用のペレットや干し草などをあげてください。ひまわりの種は栄養価が高すぎるため、たくさん与えてしまうと太るので気をつけてください。

リスの仲間ですが「リス用の餌をあげないように注意する」のがポイントです。プレーリードッグ専用の餌もありますので、うまく活用するのもオススメです。食事はバランスを意識してあげる必要がありますが、前足を使ってうまく食べる姿はとても愛らしいものですよ。

 

ボディランケージで気持ちを表現する!

プレーリードッグ

プレーリードッグは、ボディランケージでコミュニケーションを取ろうとします。面白そうなものを見つけた時、怯えている時、驚いた時、興奮した時、それぞれの表現があります。

よく観察していると、何を表そうとしているのか気持ちを理解してあげることができるようになりますよ。注目してみてくださいね。