ウェルシュテリアは、2種類しかいないウェールズ生まれのテリアのひとつです。ブラック&タンの毛色で、ワイヤーの巻き毛、足が長くて四角い頭が特徴的な陽気で元気がいいテリア気質な犬種です。
ウェールズ地方で古くから猟犬として飼育され、すでに絶滅したブラックアンドタンテリアを祖先犬に持つ小型の猟犬ですよ。
この記事では、ウェルシュテリアの性格や特徴、しつけや寿命、飼い方をまとめました。
ウェルシュテリアの性格は?
ウェルシュテリアは、活発で遊びが大好きであり、頑固で負けず嫌いなテリア気質の性格です。また、独立心が旺盛で、探究心が強く、感受性が強い面もありますよ。他の多くのテリア種よりも穏やかな性質を持った行儀のよい犬ですが、遊び好きでいたずら好きなところは共通しています。やんちゃな行動で飼い主を常に楽しませてくれますが、室内犬としても飼えるほど落ち着いた一面もあります。
活発で遊びが大好きであり、気が強くて勇敢
家族には愛情深く接しますが、見知らぬ人や動物には警戒心を抱き、気に入らない相手には攻撃的な態度を見せることがあります。愛情豊かで子どもたちにも寛容に対応し、少々荒っぽい遊びにも耐えてくれますが他のペットには攻撃的になることがあるので多頭飼いにはあまり向いていません。
見かけによらず筋肉質で、体力があるので、子どもに散歩をさせると強く引っ張られてケガをしてしまう可能性があります。泳ぐことや、地面に穴を掘ることも大好きなので水辺やガーデニングで庭を整えている家庭では気をつけてくださいね。
ウェルシュテリアの特徴は?
ウェルシュテリアは、「テリアの王様」といわれているエアデールテリアをそのまま小さくしたような見た目をしています。前肢を高くあげて歩く姿には無駄がなく、明るく活発な性格を表現しています。体高は36~39cmで、体重は10kg前後の小型犬です。毛色はブラック&タン、とブラックグリズル&タンです。人一倍警戒心が強くかなりの頑固者で、一度決めたら一歩も譲らない気の強さがあります。周りの犬と争いになってしまうことも多く、一度ケンカを始めてしまうと、飼い主でも制御できなくなることもあるので要注意です。
ウェルシュテリアのしつけは?
頑固なテリア気質を理解しないと、しつけは難しいです。気位が高く、叱られると反抗的になったり、飼い主を無視したりする行動にでることがあります。ただ、毅然とした態度でダメなことはダメとしっかりと教えないと、犬がわがままに育ってしまいます。
飼い主は決して暴力的にしつけるのではなく、褒めることを繰り返し、時間をかけて根気よくしつけをしていってください。難易度は低くないので、しつけをするのが初めてだったり、自信がなかったりする飼い主の方は、専門家やドッグトレーナーに力を借りてしつけをするのもオススメです。
ウェルシュテリアの寿命は?

ウェルシュテリアの平均寿命は13年前後です。純血種として遺伝性の疾患は少ないのですが、緑内障や脂漏性皮膚炎などの症状が見られることがあります。口ヒゲはかわいらしいですが雑菌がたまりやすいので、繁殖を避けるためにも食事などで汚れたときはこまめに拭き取ってあげてください。健康維持に繋がりますよ。
ウェルシュテリアの飼い方は?

ウェルシュテリアの散歩には、リードが不可欠です。負けん気の強さから他の犬とケンカになってしまうことがありますが、子犬の頃から社会性を学ばせることで解消できます。狩猟本能が強い犬種なので、リードをはずして遊ばせる場合は、必ず他の動物がいない、安全な場所を選ぶようにしなければなりません。
しつけがされていない場合は、ドッグランなどでもリードを外すことは止めてください。小柄な見かけですが、ストレス発散や社会性を養うことを兼ねて毎日30分~1時間くらいの散歩や遊びを取り入れた運動をさせてあげてくださいね。
30分程度の駆け足を取り入れた運動を行うと喜んでくれますよ。運動や散歩が足りないと、カンシャクを起こすこともあるので、性格もきちんと把握して対応してあげてください。針金のように硬い被毛は、週に2〜3回コーミングをしたうえで、3ヶ月1回はトリミングをし、むだ毛も取り除いてあげるのがポイントです。
ドッグショーに出すのであれば手で丁寧にむだ毛を取り除くストリッピングが必要ですが、ショーに出さないのであればバリカンやはさみなどで取り除くクリッピングで充分です。
ウェルシュテリアにおすすめのドッグフードは?
ファインペッツ極(kiwami)

ウェルシュテリアにおすすめのドッグフードは「ファインペッツ極(kiwami)」です。
「ファインペッツ極(kiwami)」は「サーモンオイル」「亜麻仁油」が含まれているため、皮膚や被毛を美しく保つ働きがあります。
主原料には「アヒル肉」を使っているので、動物性タンパク質をたくさん摂ることができますよ。
グレインフリーで人工添加物を使っていないので、栄養バランスがよく、原材料の品質も最高クラスのドッグフードです。
カナガンドッグフード

主原材料に「骨抜きチキン生肉」や「乾燥チキン」などの良質なチキンを50%以上使用しています。犬にとって必要な栄養素だけを使用して作られていますよ。
犬にとって不必要な穀物で余計なカサ増しを行っていない「グレインフリー」なので、消化不良や便秘を起こす可能性が低いです。過去に穀物入りのフードで体調を崩したことのある愛犬にも安心して与えることができます。
粒がドーナツ型なので、噛み砕きやすく、喉につまらせる心配もありませんよ。
カナガンドッグフードの詳細はこちらの記事からも確認できます。
ブルーウィルダネス

「ブルーウィルダネス」はアメリカのブルーバッファロー社が製造する、栄養価・成分バランス・品質ともに最高クラスのおすすめできるドッグフードです。
原材料に「チキンミール」「ニシンミール」とったミール素材が使用されていますが、フード自体の値段が安すぎないため、低品質の原材料を使用しているという可能性は低いですよ。さらにブルーウィルダネスは穀物と合成添加物を全く使用していない「グレインフリー」かつ「無添加」の商品です。
ブルーウィルダネスの詳細はこちらの記事からも確認できます。
ウェルシュテリアにおすすめな最高級ドッグフードはこちらの記事からも確認できます。
ウェルシュテリアはサービス精神旺盛
ウェルシュテリアは、テリア気質を十分に理解し適した対応ができ、気難しい性格もかわいいと思える方には最適の犬種といえます。飼い主への愛情にあふれ、命令に従順なコンパニオンとしてサービス精神旺盛で茶目っ気のある毎日を提供してくれますよ。
ウェルシュテリアの販売価格や餌代などはこちらの記事です。
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