「ピッコロ」は栄養バランスが整っていて、食いつきの良いドッグフードです。
この記事では「ピッコロ」を、含まれる原材料や成分から徹底評価しています。評価は「子犬(離乳~1歳)」と「成犬(1歳以上)」に分けて、それぞれ100点満点にて行っています。
この記事でまとめたこと
ドッグフード「ピッコロ」を評価

ピッコロの総合得点
- 100点(100点中)
内訳 | 得点/配点 | |
---|---|---|
子犬 | 成犬 | |
主原材料 評価 | 30/30点 | 30/30点 |
その他原材料 評価 | 40/40点 | 40/40点 |
合成酸化防止剤不使用 | 10/10点 | 10/10点 |
人工添加物不使用 | 10/10点 | 10/10点 |
タンパク質量 | 5/5点 | 5/5点 |
粗脂肪量 | 5/5点 | 5/5点 |
合計得点 | 100/100点 | 100/100点 |
ドッグフード「ピッコロ」の得点の内訳は?

主原料評価
動物性タンパク質を使用している場合、満点(30点)と評価しています。
本フードの場合、主原料に動物性タンパク源である「骨抜きチキン生肉」を使用しているため、30点となります。
「骨抜きチキン生肉」はタンパク質を多く摂取することができますよ。
タンパク質は体づくりに必要なだけでなく、エネルギー源にもなる食材ですよ。
その他原料の評価
原材料表を参考に、全原材料のうち粗悪な原材料が含まれる割合を考慮し、減点しています。粗悪な原材料を1つも使用していない場合、満点(40点)と評価しています。
本フードの場合、粗悪な原材料をひとつも使用していないため、40点満点です。
ピッコロに使用されているすべての原材料と成分表は「ピッコロの詳しい原材料と成分一覧は?」にてまとめています。
合成酸化防止剤
不使用の場合、満点(10点)と評価しています。
本フードの場合、合成酸化防止剤を使用していないので10点となります。
合成酸化防止剤とは人工的に合成された化学物質のことで、愛犬の体に悪影響を及ぼしかねない危険なものです。
本フードでは、代わりに天然の酸化防止剤である「ミックストコフェロール」が使われています。
人工添加物(着色料、着香料、発色剤など)
不使用の場合、満点(10点)と評価しています。
本フードの場合、これらの人工添加物を使用していないので10点となります。
犬はにおいで食べ物を判断するため、着色料や発色剤はほとんど意味を成しません。着香料が使われているのも、粗悪な食材をごまかそうとしているためかもしれません。
石油や化学物質でできているものがほとんどなので、与え続けると犬の体に悪影響を与える可能性があります。
タンパク質
AAFCO最低基準
- 子犬:22.5%以上
- 成犬:18.0%以上
AAFCOが定めるタンパク質(乾燥重量比)の最低基準を満たしている場合、満点(5点)と評価しています。
本フードの場合「37.0%以上」と、子犬・成犬の各基準を満たしているため、どちらも5点満点となります。
粗脂肪
AAFCO最低基準
- 子犬:8.5%以上
- 成犬:5.5%以上
AAFCOが定める粗脂肪(乾燥重量比)の最低基準を満たしている場合、満点(5点)と評価しています。
本フードの場合「16.3%以上」と、子犬・成犬の各基準を満たしているため、どちらも5点満点となります。
ドッグフード「ピッコロ」の基本情報は?

※赤字で示した部分がペットにとって「好ましくない」といえる原料です。
商品名 | ピッコロ |
---|---|
分類 | 総合栄養食 |
定価 | 4276円(税込) |
内容量 | 1.5kg |
カロリー | 355kcal/100g |
賞味期限 | 開封後:3ヶ月以内 |
生産国 | イギリス |
販売元 | 株式会社レティシアン |
対応年齢 | 7歳以上 |
メイン食材 | 骨抜きチキン生肉 |
穀物 | 不使用 |
酸化防止剤 | 不使用 |
人工添加物 | 不使用 |
ドッグフード「ピッコロ」の詳しい原材料と成分一覧は?

ピッコロの原材料
主原料 | 骨抜きチキン生肉(31%) |
---|---|
その他 原材料 | 骨抜き生サーモン(20%)乾燥チキン(13%)、サツマイモ、ジャガイモ、エンドウ豆、乾燥サーモン(6%)乾燥全卵(2.5%)チキングレイビー(2%)、アルファルファ、ミネラル類(硫酸第一鉄水和物、硫酸亜鉛一水和物、硫酸マンガン一水和物、硫酸銅(II)五水和物、無水ヨウ素酸カルシウム、亜セレン酸ナトリウム)、ビタミン類(ビタミンA、ビタミンD)、グルコサミン、メチルスルフォニルメタン(MSM)、コンドロイチン硫酸、リンゴ、ニンジン、オオバコ、海藻、フラクトオリゴ糖、ホウレンソウ、クランベリー、カモミール、セイヨウハッカ、マリーゴールド、アニスの実、コロハ |
赤字で示した部分がペットにとって「粗悪」といえる原料です。
ピッコロの成分分析値
成分名 | 成分含有率 | 乾燥重量比 |
---|---|---|
粗タンパク質 | 34%以上 | 37.0%以上 |
粗脂肪分 | 15%以上 | 16.3%以上 |
粗繊維 | 3%以下 | 3.3%以下 |
祖灰分 | 9%以下 | 9.85以下 |
水分 | 8%以下 | – |
粗脂肪分が16.3%以上と脂肪分が多いドッグフードです。
ドッグフード「ピッコロ」の賞味期限は?

賞味期限
- 開封後:3ヶ月
ドッグフードの賞味期限は、あくまでも目安です。
保管方法によっては記載の賞味期限よりも早く品質の低下が進んでしまうことがあるので、購入後は早めに使い切るようにしてくださいね。
ドッグフード「ピッコロ」の保管方法は?

ドッグフードは、封を切った瞬間から湿気を吸収し酸化が始まります。開封後はしっかりと密閉し、空気に触れる時間をできるだけ短くすることがポイントです。
また、温度や湿度の変化も品質低下の原因になります。「直射日光が当たらない」「涼しくて風通しが良い」場所で保管するようにしてくださいね。
詳しい保管方法やおすすめの保存用グッズは、こちらの記事を参考にしてくださいね。
ドッグフード「ピッコロ」の体重ごとの目安給餌量、1日あたりの価格は?

体重 | 目安給餌量 | 1日あたりの価格 |
---|---|---|
1kg | 32g | 90円 |
2kg | 53g | 152円 |
3kg | 72g | 206円 |
4kg | 89g | 255円 |
5kg | 105g | 301円 |
6kg | 121g | 345円 |
7kg | 136g | 388円 |
8kg | 150g | 428円 |
9kg | 164g | 468円 |
10kg | 177g | 506円 |
15kg | 240g | 686円 |
20kg | 298g | 851円 |
30kg | 404g | 1153円 |
40kg | 502g | 1431円 |
50kg | 593g | 1692円 |
目安給餌量は「避妊・去勢済の成犬のカロリー必要量÷本フードのカロリー×100」で算出、1日あたりの価格は「目安給餌量×価格÷内容量」で算出しています。
ドッグフードの目安給餌量は、ライフステージや活動量などで計算方法が異なります。愛犬に合った目安給餌量の計算方法などはこちらで紹介しています。
編集部まとめ

値段は高めですが、特にシニア犬におすすめしたいドッグフードです。
主原料や主な原材料にチキン、サーモンなど肉類を使っているので体づくり、エネルギー生産で必要なタンパク質をたくさん摂ることができます。
1粒当たりの栄養素が市販のドッグフードよりも多く作られているため、食の細くなりがちなシニア犬の効率的な栄養補給に適しているといえます。
体力が落ち、体が衰えるシニア犬だからこそ、ピッコロのように健康な身体の維持をサポートするドッグフードを与えたいですね。
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