愛猫の食いつきが悪い!体調が優れない!老猫になって歯が弱ってきた!そんな場合にレトルトのフードを使用している飼い主さんも多いのではないでしょうか。
この記事では、レトルトのキャットフードのメリット・デメリット、おすすめのレトルトフードなどをまとめました。
この記事でまとめたこと
レトルトのキャットフード、比較表

名称 | 内容量 | 価格 |
---|---|---|
キャラットレトルトパック | 60g×12個 | 1425円 |
懐石レトルト | 40g×12個 | 1555円 |
モンプチ スープ | 40g×12個 | 688円 |
モンプチ ラ・キュイジーヌ | 70g×12個 | 697円 |
子猫のための健康缶パウチ | 40g×12個 | 1529円 |
たまの玄米ごはん | 150g | 271円 |
フィリックス やわらかグリル | 70g×12個 | 673円 |
シーバ デュオ | 20g×12個 | 630円 |
銀のスプーン パウチ | 60g×12個 | 1008円 |
無一物 | 50g×12個 | 1080円 |
ミャウミャウ ジューシー | 70g×12個 | 1140円 |
レトルトのキャットフード、利点は?

レトルトのキャットフードの利点
- 1. 動物性たんぱく質が豊富
- 2. 消化に優れている
- 3. 食いつきがよい
利点1:動物性タンパク質が豊富に含まれている
猫に一番欠かせない栄養素は動物性タンパク質で、犬よりも多くの量を必要とします。
レトルトタイプはドライタイプと比べて動物性原料の割合が高いので、猫が必要としている動物性タンパク質を十分な量摂取することができますよ。
利点2:水分が多いので消化がしやすい
レトルトタイプのキャットフードは水分含有量が75%以上なので、消化しやすく食べやすいです。水分が多いので水分補給にもなりますよ。
利点3:食いつきが良い
ドライタイプに比べると製造工程が少なく、肉や魚本来の風味が残りやすいので食いつきも抜群です。
嗜好性も高いので、食欲の低下した老猫や食の細い猫でも食べてくれますよ。
レトルトのキャットフード、欠点は?

レトルトのキャットフードの欠点
- 1. 開封後の保存が難しい
- 2.グラムあたりの価格が高い
欠点1:傷みやすいため、開封後の保存があまりできない
レトルトタイプのキャットフードは、水分含有量が多く細菌が繁殖しやすいので、ドライフードと比べると長期保存には向きません。
ドライタイプのように賞味期限が長い種類もありますが、賞味期限を延ばすための添加物が大量に使用されている可能性が高いです。
合成保存料や酸化防止剤には発がん性が報告されている添加物(合成保存料・酸化防止剤)ほど持続性が高いこともわかっているので、愛猫に与えるフードとしては不向きです。
賞味期限はどのくらい?
一般的なドライタイプの賞味期限は未開封状態で約1年・開封後1ヶ月程度ですが、レトルトタイプは未開封で2~3年・開封後は冷蔵庫で約1日とされていることが多いです。
欠点2:ドライタイプに比べてグラムあたりの価格が高い
レトルトタイプのカロリーは100gあたり約50kcalなので、ドライタイプの約350kcalと比べると栄養価が低いです。
そのため、レトルトタイプのキャットフードで1日の摂取量を補うとすると、多くの量が必要になります。内容量も少量でドライタイプに比べると高額なので、家計にも大きな影響を与えてしまいます。
レトルトタイプのキャットフードは常用で与えるのではなく、ドライタイプのキャットフードにトッピングしたり、食欲が低下した時に一時的に与えるのがおすすめですよ。
猫に必要な栄養素は?

猫に必要な栄養素
- たんぱく質
- 脂肪
- 炭水化物
- ビタミン・ミネラル
猫が必要とする主な栄養素は、「たんぱく質」「脂肪」「炭水化物」「ビタミン・ミネラル」です。
たんぱく質
たんぱく質は筋肉や内臓、血液、皮膚、被毛などを構成している基本の栄養素で、猫は人間の5~6倍の量を必要としています。
肉の赤身部分、魚、卵白、牛乳、チーズ、大豆製品などに多く含有されていますよ。
最低摂取量に関しては幅があるものの、NRC(全米研究評議会)が体重1kgにつき3g以上、AAHA(アメリカ動物病院協会)が1kgあたり5g以上を推奨してます。
脂肪
脂肪はエネルギー源としてだけでなく、脂溶性ビタミンの吸収を助ける働きもあります。
脂肪は脂肪酸が組み合わさってできていますが、猫はアラキドン酸やリノール酸を体内で作ることができないため、食事から摂る必要があります。
炭水化物
猫は肉食獣なので、人間ほど炭水化物を必要としているわけではありません。
しかし、炭水化物が全く必要ないわけではなく、肉食からだけでは得ることの出来ないミネラルやビタミンなどの微量な栄養素を補うために有効なのではないかと考えられています。
ビタミン・ミネラル
ビタミンには、脂肪に溶ける「脂溶性ビタミン(A,E,D,K)」と水分に溶ける「水溶性ビタミン(B群,C)」があり、様々な体の機能をスムーズにする潤滑油の働きをしています。
猫は体内でビタミンCとKを合成することが出来ますが、ビタミンA,B1,B2,B6,Dなどは合成できないため日々の食事で取り入れる必要があります。
ミネラルは体を構成する元素のことで、「カルシウム」「カリウム」「リン」「ナトリウム」「マグネシウム」「亜鉛」「鉄」などが該当します。
必要量こそ微量ですが、体液のバランスを保ち神経や筋肉を活発に働かせるために欠かせない栄養素です。
キャットフードの種類は?ドライ、ウェット、おやつ?

キャットフードは、目的に応じて「総合栄養食」「間食」「目的食」の3つの分類に分かれています。
総合栄養食は栄養のバランスが取れたご飯のことで、水と一緒に規定量を摂取すれば必要な栄養を摂取することができます。ドライ・ウェットの両方にありますよ。
間食はおやつのことで、おやつやご褒美として与えることを目的としているキャットフードです。
食いつきが良いものが多いですが、添加物や香料などを使用していることが多いので、あげすぎには注意するようにしてください。
目的食は「療法食」「栄養補助食」など、総合栄養食と間食以外のものが該当します。
キャットフードの選び方

猫の年齢で選ぶ
猫は成長段階によって必要とする栄養素が異なるので、ライフステージに適したフードを選んであげることが大切です。
タイプで選ぶ
キャットフードには水分含有量の多いウェットタイプと、栄養バランスに優れたドライタイプがあります。
ドライタイプ、ウェットタイプ双方に長所と短所があるので、愛猫の成長や健康状態に適したタイプを選んであげることが大切ですよ。
配合された成分で選ぶ
キャットフードの中には、特定の病気のケアに特化したフードも数多く販売されています。
猫が最も患いやすい泌尿器系の病気のケアに役立つクランベリーなどを配合しているものや、腸内環境を整える栄養素を配合しているものなどがありますよ。
レトルトタイプは、おやつ向き!主食にはプレミアムフードを!
レトルトタイプのキャットフードは、デイリーフードというよりも間食(おやつ)に近いフードです。普段からプレミアムキャットフードを与えていれば、レトルトタイプをわざわざ与える必要はありませんよ。
主食に最適なプレミアムフードランキングについての記事はこちら。
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- 形状で選ぶ
- ドライタイプのキャットフード
- ウェットタイプのキャットフード
- パウチタイプのキャットフード
- 缶詰タイプのキャットフード
- レトルトタイプのキャットフード
- 大粒タイプのキャットフード
- 療法食タイプのキャットフード
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