「Gem」はタンパク質アレルギーの愛犬のための、お肉を一切使っていない完全無農薬・無添加ドッグフードです。
この記事では「Gem(ジェム)オーガニックドッグフード」を、含まれる原材料や成分から徹底評価しています。評価は「子犬(離乳~1歳)」と「成犬(1歳以上)」に分けて、それぞれ100点満点にて行っています。
飼い主さんからの口コミ評判についてもまとめていますよ。
この記事でまとめたこと
ドッグフード「Gem」を評価

Gemの総合得点
- 53点(100点中)
内訳 | 得点/配点 | |
---|---|---|
子犬 | 成犬 | |
主原料 評価 | 0/30点 | 0/30点 |
その他原料 評価 | 25/40点 | 25/40点 |
合成酸化防止剤不使用 | 10/10点 | 10/10点 |
人工添加物不使用 | 10/10点 | 10/10点 |
タンパク質量 | 0/5点 | 5/5点 |
粗脂肪量 | 5/5点 | 5/5点 |
合計得点 | 50/100点 | 55/100点 |
※総合得点は、「(幼犬の合計得点+成犬の合計得点)÷2」で算出しています(小数点未満四捨五入)。
ドッグフード「Gem」を評価

主原料評価
動物性タンパク質を使用している場合、満点(30点)と評価しています。
本フードの場合、主原料に動物性タンパク源でない「ひまわりの種(脱脂)」を使用しているため、0点となります。
その他原料の評価
原材料表を参考に、全原材料のうち粗悪な原材料が含まれる割合を考慮し、減点しています。粗悪な原材料を1つも使用していない場合、満点(40点)と評価しています。
本フードの場合、粗悪原料である「マイロ」を使用しているため、25点となります。
本フードに使用されているすべての原材料と成分表はドッグフード「Gem」の詳しい原材料と成分一覧は?にてまとめています。
合成酸化防止剤
不使用の場合、満点(10点)と評価しています。
本フードの場合、合成酸化防止剤が使用されていない(原材料表に合成酸化防止剤の名称がない)ので10点となります。
合成酸化防止剤とは人工的に合成された化学物質のことで、愛犬の体に悪影響を及ぼしかねない危険なものです。
人工添加物(着色料、着香料、発色剤など)
不使用の場合、満点(10点)と評価しています。
本フードの場合、これらの人工添加物が使用されていないので10点となります。
犬はにおいで食べ物を判断するため、着色料や発色剤はほとんど意味を成しません。着香料が使われているのも、粗悪な食材をごまかそうとしているためかもしれません。
ほとんどが石油や化学物質でできているので、与え続けると犬の体に悪影響を及ぼす可能性があります。
タンパク質
AAFCO最低基準
- 子犬:22.5%以上
- 成犬:18.0%以上
AAFCOが定めるタンパク質(乾燥重量比)の最低基準を満たしている場合、満点(5点)と評価しています。
本フードの場合「20.2%以上」と、成犬の各基準を満たしているが子犬の基準を満たしていないため幼犬は0点、成犬は5点満点となります。
粗脂肪
AAFCO最低基準
- 子犬:8.5%以上
- 成犬:5.5%以上
AAFCOが定める粗脂肪(乾燥重量比)の最低基準を満たしている場合、満点(5点)と評価しています。
本フードの場合「11.2%以上」と、子犬・成犬の各基準を満たしているため、どちらも5点満点となります。
ドッグフード「Gem」の基本情報は?

※赤字で示した部分がペットにとって「好ましくない」といえる原料です。
商品名 | Gem(ジェム)オーガニックドッグフード |
---|---|
分類 | 総合栄養食 |
定価 | 3024円(税込) |
内容量 | 1.5kg |
カロリー | 310kcal/100g |
賞味期限 | 開封後:6ヶ月 開封後:2ヶ月 |
生産国 | 日本 |
販売元 | ジェムペットサービス |
対応年齢 | 全年齢 |
メイン食材 | ひまわりの種(脱脂) |
穀物 | 不使用 |
酸化防止剤 | 不使用 |
人工添加物 | 不使用 |
粒の大きさ | 直径1cm |
問合せ先 | 045-912-2851 |
ドッグフード「Gem」の詳しい原材料と成分一覧は?

Gemの原材料
主原料 | ひまわりの種(脱脂) |
---|---|
その他原材料 | マイロ、ホエイ、動物油(鶏とラム脂肪)、海藻(かじめ)、かきがら |
赤字で示した部分がペットにとって「粗悪」といえる原料です。
ドッグフード「Gem」の成分分析値
成分名 | 成分含有率 | 乾燥重量比 |
---|---|---|
粗タンパク質 | 18%以上 | 20.2%以上 |
粗脂肪分 | 10%以上 | 11.2%以上 |
粗繊維 | 8%以下 | 9.0%以上 |
粗灰分 | 7%以下 | 7.9%以上 |
水分 | 11%以下 | – |
粗脂肪量が11.2%以上と控えめなドッグフードです。
おすすめの低脂肪ドッグフードはこちらの記事、ダイエット用ドッグフードはこちらの記事にまとめています。
ドッグフード「Gem」の口コミ、飼い主さんからの評判は?

Amazonの口コミ評判
良い例
このフード+新鮮なお肉をあげると、バランスがよいそうなので、アレルギー検査の結果が出たら、OKなお肉を足してあげたいと思っています。
不明さま
悪い例
GEMは私もいいと思いましたが■んこの量半端でないです
不明さま
ドッグフード「Gem」の賞味期限は?

賞味期限
- 開封前:6ヶ月
- 開封後:2ヶ月
ドッグフードの賞味期限は、あくまでも目安です。
保管方法によっては記載の賞味期限よりも早く品質の低下が進んでしまうことがあるので、購入後は早めに使い切るようにしてくださいね。
ドッグフード「Gem」の保管方法は?

ドッグフードは、封を切った瞬間から湿気を吸収し酸化が始まります。開封後はしっかりと密閉し、空気に触れる時間をできるだけ短くすることがポイントです。
また、温度や湿度の変化も品質低下の原因になります。「直射日光が当たらない」「涼しくて風通しが良い」場所で保管するようにしてくださいね。
詳しい保管方法やおすすめの保存用グッズは、こちらの記事を参考にしてくださいね。
ドッグフード「Gem」の体重ごとの目安給餌量、1日あたりの価格は?

体重 | 目安給餌量 | 1日あたりの価格 |
---|---|---|
1kg | 36g | 73円 |
2kg | 61g | 123円 |
3kg | 82g | 167円 |
4kg | 102g | 207円 |
5kg | 121g | 244円 |
6kg | 139g | 280円 |
7kg | 155g | 314円 |
8kg | 172g | 347円 |
9kg | 188g | 379円 |
10kg | 203g | 410円 |
15kg | 275g | 556円 |
20kg | 342g | 689円 |
30kg | 463g | 934円 |
40kg | 575g | 1159円 |
50kg | 679g | 1370円 |
目安給餌量は「避妊・去勢済の成犬のカロリー必要量÷本フードのカロリー×100」で算出、1日あたりの価格は「目安給餌量×価格÷内容量」で算出しています。
ドッグフードの目安給餌量は、ライフステージや活動量などで計算方法が異なります。愛犬に合った目安給餌量の計算方法などはこちらで紹介しています。
編集部まとめ

Gemは穀物と合成添加物を全く使用していない「グレインフリー」かつ「無添加」の商品で、粗悪な原材料が使われていませんが、主原料が動物性タンパク質でないのでおすすめできないドッグフードです。
Gem以外のグレインフリーのおすすめドッグフードはこちら、無添加のおすすめドッグフードはこちらの記事から詳しい説明を確認いただけます。
タンパク質が不足していて、AAFCOの定める幼犬用の栄養基準を満たせていません。丈夫な体を築くにはタンパク質が不可欠で植物性よりも動物性であるほうが消化がスムーズでいいですね。
こちらのページでは編集部おすすめのドッグフードを紹介していますのでぜひ参考にしてくださいね。
- ドッグフードの作り方
- おすすめの選び方
- 安全なドッグフード
- グレインフリーのドッグフード
- 無添加のドッグフード
- オーガニックのドッグフード
- 国産のドッグフード
- ダイエット用ドッグフード
- 犬の大きさで選ぶ
- 小型犬用のドッグフード
- 大型犬用のドッグフード
- 犬の年齢で選ぶ
- パピー用のドッグフード
- シニア用のドッグフード
- 犬の症状で選ぶ
- アレルギー向けのドッグフード
- 尿路結石向けのドッグフード
- 原材料で選ぶ
- 鹿肉のドッグフード
- サーモンのドッグフード
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- ドライフードのドッグフード
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