小型犬におすすめなドッグフード6選!選ぶときの4つのポイントも解説!

  • 監修者:箱崎加奈子
  • 所属:ペットスペース&アニマルクリニックまりも
獣医師ですが、トリマーでドッグトレーナーという経歴を持つ。執筆。講師。獣医師によるペットの為のトータルケアサロンと動物病院を東京世田谷・杉並でやっている。ペット業界従事者交流会の運営・企画、オンラインサロン主催、一般社団法人女性獣医師ネットワーク代表。株式会社WVN代表。10代からペット業界で働く一児の母でもある。

現在日本で飼われている多くの犬は小型犬であり、大変人気が高いです。それに伴い、小型犬のために作られたドッグフードも増えてきています。

小型犬は食事の味にこだわる犬が多かったり、粒の大きさによって食べないことも多いので、フード選びに困っている飼い主さんも多いのではないでしょうか。他にも

うちの子に合うドッグフードってどれ?
何を基準にドッグフードを選べばいい?

と言った疑問もあるでしょう。そこでこの記事では、小型犬におすすめなドッグフードを紹介します!

他にも小型犬用ドッグフードの特徴や選ぶポイントなどもまとめていますので、これを読んで愛犬のドッグフード選びにお役立てください。

小型犬用ドッグフードの特徴

小型犬の画像
小型犬向けのドッグフードには、大型犬など他の犬種に向けて作られたフードとは少し特徴が異なります。

大きく違うポイントは、「カロリー」「原材料」「栄養素」「粒の形」です。

カロリー

小型犬は、体の重さに対して必要なカロリーの比率が、大型犬より大きいと言われています。しかし、体が小さいと胃などの消化器官も小さいため、一度にたくさんのご飯を食べることはできません。

そのため、少しの量でも必要なカロリーが摂取できるフードがおすすめです。

ただ、小型犬でも食欲旺盛な子はいます。そういう子に高カロリーなフードをたくさんあげてしまうのは良くありません。運動量を増やしたり、間食しないようにしたりと、工夫をして肥満を防ぐ必要があります。肥満は様々な病気の原因となってしまうので、気をつけてあげたいですね。

また、シニア犬に高カロリーなフードをあげるのも危険です。シニア犬は消化機能も落ちていますし、運動量も少なくなるので、同じ小型犬でもシニア犬には高タンパク、低脂肪、低カロリーのフードを用意してあげましょう。

原材料

犬には「食べムラ」「食いムラ」といって、食欲にムラがあってご飯を食べたり食べなかったりする子がいます。

動物としては自然なことなので、ご飯を食べないからといってすぐにおやつを与えるなどを繰り返していると、犬は「ご飯を食べなければおやつがもらえる」と学習して余計に食べなくなることもあります。

健康な犬で1食くらい抜いても、本来は問題ありません。

ですが、小型犬はそもそも小食で、それなのに体に必要カロリーが高いため、できればしっかりと食事をさせてあげたいところ。でも、だからといっておやつばかり与えていては、今度は栄養バランスが崩れてしまうことに。

それを解消するために、小型犬向けのフードは、犬の食いつきが良くなる生肉や鶏脂肪などを原材料に使用していることが多いようです。

しっかり運動させてあげないと脂質の摂りすぎで肥満になってしまうこともあるので気をつけてくださいね。

栄養素

小型犬は、大型犬と比べて、あまり水を飲みません。そのため、ちょっと硬めのうんちが出ることが多いです。そのため、小型犬向けのフードには、うんちがするっと出やすいように、消化性の食物繊維が含まれているものもあります。

ただ、食物繊維を与えすぎると今度は軟便になってしまう可能性があるので、1日の摂取量には気を配ってくださいね。

粒の形

犬は人間よりも歯石がつきやすい動物です。

歯石というのはプラーク(歯垢)が唾液中のカルシウムやリンと結びつき、歯と歯茎の間、歯と歯の間で石灰化したもの。プラークは歯に付着した、白くてネバネバとした細菌の塊のことを指します。

歯石の表面は歯の表面よりザラザラしているので、歯石がつくと更に歯垢が付着しやすくなるという悪循環に陥ってしまいます。

歯石になるまでが早い?

人間の口の中は基本、弱酸性ですが、犬の口の中はアルカリ性になっていて、虫歯にはなりにくいものの歯石がつきやすい環境になっています。歯垢を放置すると、3〜5日という早さで歯石になってしまうのです。

硬いおもちゃを噛んだり、歯磨き用のガムを噛んだりすると歯垢も落ちやすいですが、そういうものを好まない子は、より歯垢が溜まりやすくなってしまいます。

また、大型犬よりも小型犬の方が、歯石がつきやすいと言われています。理由は2つ。口や歯の大きさと、唾液の量です。

大型犬は口が大きく、歯並びに余裕があるため食べかすが残りにくいですが、小型犬は小さな口の中に小さな歯がぎっしり並んでいるので歯並びにゆとりがありません。そうなると歯と歯の間に食べかすが残りやすく、細菌が繁殖しやすくなってしまいます。

そして、パグなどの鼻の短い犬種の子は別ですが、小型犬は大型犬と比べて、唾液があまり多く出ません。唾液は雑菌の繁殖を抑える働きをしているので、唾液が多く出る犬種の方が、虫歯になりにくく、歯石がつきにくいのです。

歯磨き効果を期待できるフードが理想的!

歯石は歯周病などのリスクを高めるので、食後に毎回歯磨きをしてあげられればそれが一番ですが、なかなか難しいですし、そもそも歯垢があまりたまらないようにしてあげることが大切です。

小型犬用のドッグフードには、できるだけ噛み砕いて食べられるように工夫されたものや、歯石の蓄積を抑える形状になっているものなどがあります。しっかり噛むことで歯磨きの効果を得られると言われていて、歯垢や歯石の付着を防いでくれます。

小型犬に合ったドッグフードの選び方

小型犬を選ぶポイント

  • 安全性が高い
  • 粒が小さい
  • 噛み砕きやすい

小型犬と大型犬は、同じ「犬」ではありますが、その生態や体には様々な違いがあります。

体高も、体重も、運動量も、食事量も全く異なりますし、体重1kgあたりの消費するカロリー数まで異なります。そのため、小型犬にも大型犬と同じフードをあげることは適していません。

小型犬に合ったドッグフードを選ぶときのポイントを、3つご紹介します。

安全性

まず、フードの安全性をチェックします。これは小型犬に限ったことではありませんが、パッケージ裏にある成分表などを見て、フードの安全性を確認しましょう。

原材料は明確に表記されているものを選びます。「フィッシュミール」「ミートミール」などと表記されているものは、魚や動物の肉などから脂肪分を取り出し、残りを粉末状にしたものです。

ミートミールだから絶対に悪いもの!というわけではありませんが、何の魚なのか、何の肉なのか、どこ産の肉なのか、などの情報が読み取れません。なので、できるだけ「生サーモン」「オーガニックチキン生肉」などと具体的な名称が表記されているものを選びましょう

他にも、参加防止剤など人工添加物が含まれていないものを選ぶのがおすすめです。

粒が小さい

犬は基本的に、よく噛んでから食べるということをしません。ほぼ丸呑みです。

特に小型犬は「欠歯」といって、本来なら生えているはずの場所に歯が生えていないことがあり、歯の本数が少ない子もいます。口が小さく食道も細いので、大型犬のフードより小さい粒のものを選びましょう

といっても小さすぎると全然噛まなくなってしまって、口腔内の病気になってしまう可能性もあるので、ちょうどいいサイズ感を見つけてあげる必要があります。

噛み砕きやすい

カチカチで噛むのが難しいフードでは、いくら粒が小さくても噛むことができません。ある程度サイズ感があっても、口の中で崩れやすい、割れやすいフードがおすすめです。

うまく噛み砕けない子には、丸い形のフードではなく歯にかかりやすい形状をしたフードなどもを選んであげるといいかもしれませんね。

ペットスペース&アニマルクリニックまりも 箱崎加奈子さんのコメント
食事は健康管理の基本です。毎食おいしく食べれる、質の良い食事を心がけましょう。食べ方は同じ犬種でも様々です。ガツガツと食べる子、飲み込むように食べていく子、しっかり噛んで食べる子、なかなか食が進まず時間がかかる子。食べ方によっても食べやすいフードは変わってきますので、うちの子に何が合うのか是非検討してみてください。

小型犬におすすめドッグフード6選

1. モグワン

モグワンドッグフード

モグワンの比較ポイント

粒の大きさ 1日あたりコスト
10mm以下 207円

※コストは1日あたりの価格を「体重5kgの去勢・避妊済の成犬」を想定して計算しました。

モグワンは小型犬でも食べやすい小粒なドッグフードです。

全員が愛犬家でもある開発チームのもとで作られ、チキンやサーモンといった愛犬にとって欠かせない動物性タンパク質を豊富に含んでいます。

無添加、グレインフリー、ヒューマングレード、高タンパクにこだわったフードで、主原料はチキンやサーモンで、他にもココナッツオイル、りんご、かぼちゃ、海藻が含まれています。

ヒューマングレードとは、ペットフードの安全基準よりもハードルの高い、人間向け食品と同じ基準で作られたドッグフードのこと。

獣医学情報誌に掲載されたこともあり、獣医師の方からも高い評価を得ています。

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モグワンの詳細は下記記事をチェック
モグワンは安全?原材料を徹底評価!口コミや評判もチェック

2. ポンポンデリ

ポンポンデリの商品画像

ポンポンデリの比較ポイント

粒の大きさ 1日あたりコスト
10mm以下 264円

※コストは1日あたりの価格を「体重3kgの去勢・避妊済の成犬」を想定して計算しました。

ポンポンデリは、小型犬の腸内環境を整えるサポートをしてくれるドッグフードです。

使われている素材は、ビール酵母を除いてヒューマングレード品質のものを使用しています。そして、保存料と着色料、酸化防止剤、香料不使用。腸活にこだわっているので、わんちゃんにとって不要なものは使用していません。

乳酸菌の一種であるフェカリス菌、善玉菌をサポートするフラクトオリゴ糖、食物繊維のイヌリンとムラサキ芋が含まれており、腸内環境をサポートしてくれます。

小型犬の成犬用として作られたポンポンデリ。お腹の中から健康を支える総合栄養食として、愛犬の主食にいかがでしょうか。

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\小型犬の腸内環境をサポート/

ポンポンデリの詳細は下記記事をチェック
ポンポンデリは安全?原材料を徹底評価!口コミや評判もチェック

3. 犬猫生活ドッグフード 国産の生鶏肉

犬猫生活ドッグフードの商品画像

犬猫生活ドッグフードの比較ポイント

粒の大きさ 1日あたりコスト
10~15mm 293円

※コストは1日あたりの価格を「体重5kgの去勢・避妊済の成犬」を想定して計算しました。

犬猫生活ドッグフードはグレインフリー、ヒューマングレード、国産無添加、獣医師監修と、安全性にこだわったフードになっています。主原料は生肉です。

健康な体の主軸を「筋肉を成長させ、維持すること」「ハリのある皮膚、美しい被毛」に置いていて、良質なタンパク質にこだわったフードになっています。

850gずつの小分けパッケージなので、小型犬の子でも新鮮なうちに食べ切れるサイズです。粒の大きさは不揃いでたまに大きな粒もありますが、サクサクと割れやすいためチワワのような超小型の犬種にあげても安心です。

味は2種類あり今回紹介した生鶏肉メインのものと「国産の天然鹿肉」の鹿肉メインのフードがあります。愛犬の好みに合わせて選んでみてください。

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犬猫生活ドッグフードの詳細は下記記事をチェック
犬猫生活ドッグフードオールステージ 国産の生鶏肉(旧レガリエドッグフード)は安全?原材料を徹底評価!口コミや評判もチェック

4. PETOKOTO FOODS(ペトコトフーズ)

PETOKOTO FOODS(ペトコトフーズ)の総合評価

粒の大きさ 1日あたりコスト
なし※ウェットタイプ 217円

※コストは1日あたりの価格を「体重5kgの去勢・避妊済の成犬」を想定して計算しました。

ペトコトフーズは、ヒューマングレードの食材本来の旨味や香り、栄養をキープした手作りごはんです。スチーム加熱後、保存料を使わず急速冷凍された新鮮なごはんが自宅に届きます。

食材の産地は「今月の産地情報」として公式サイトで公開されており、生産者の方も紹介されています。産地、生産者の顔が見えるので、ペトコトフーズを信頼できる材料になりますね。

レシピを開発しているのは、世界に95名しかいない獣医栄養学専門医のニック・ケイブ氏。愛犬に必要な栄養をギュッと詰め込んだレシピは、健康のためだけでなく食事の時間を楽しでもらいたいという想いも込められています。

メニューは、ビーフ、チキン、ポーク、フィッシュの4種類あり、全てAAFCO(米国飼料検査官協会)の基準を満たした総合栄養食です。「ペトコトフーズを食べてくれない…」なんてことがあっても、全額返金してくれるので安心ですね。

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\愛犬に新鮮で栄養満点なごはんを/

ペトコトフーズの詳細は下記記事をチェック
PETOKOTO FOODS(ペトコトフーズ)は安全?原材料や成分を徹底評価

5. 馬肉自然づくり

馬肉自然づくりの商品画像

馬肉自然づくりの総合評価

粒の大きさ 1日あたりコスト
10mm 305円

※コストは1日あたりの価格を「体重5kgの去勢・避妊済の成犬」を想定して計算しました。

馬肉自然づくりは、馬肉専門の会社が開発、販売しているドッグフードです。

馬肉は牛肉や豚肉に比べて高タンパクで、ビタミンAやビタミンB1、鉄分などが豊富に含まれており、わんちゃんの健康的な体をつくるサポートをしてくれます。

そんな馬肉をメインに、食材のみで作られている馬肉自然づくりには香料や保存料など、添加物は一切含まれません。自然素材だけを厳選しており「無添加」のドッグフードです。

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\馬肉メインの無添加ドッグフード/

馬肉自然づくりの詳細は下記記事をチェック
国産馬肉自然づくりは安全?原材料を徹底評価!口コミや評判もチェック

6. このこのごはん

このこのごはんの商品画像

このこのごはんの比較ポイント

粒の大きさ 1日あたりコスト
7~8mm 353円

※コストは1日あたりの価格を「体重5kgの去勢・避妊済の成犬」を想定して計算しました。

このこのごはんは日本で製造されている国産のドッグフードです。福岡にある日本企業が、無添加、ヒューマングレード、グレインフリーにこだわって製造しているドッグフードです。

九州産の鶏のささみを中心に、栄養のバランスを整えて犬の健康にこだわりつつ、食いつきが良くなるように3年の時間をかけて完成されたフードだそうです。

粒の大きさは最小で、喉につかえる心配がほぼありません。食べ付きに関する口コミもたくさんの飼い主さんから高い評価を得ています。

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\小型犬の健康をサポート/

このこのごはんの詳細は下記記事をチェック
このこのごはんは安全?原材料を徹底評価!口コミや評判もチェック

愛犬の状況に合わせて最適なドッグフードを!

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小型犬は高カロリーを必要としていますが、運動不足などから肥満になりやすい傾向があります。

愛犬の状況に合わせて最適なフードを選んであげることが健康・長生きにつながりますよ。

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