蟻(アリ)の飼育方法まとめ。飼育に必要なグッズ・餌は?入手方法は?

蟻(アリ)を飼育して活動をじっくり観察するには専用のグッズや餌が必要です。

この記事では蟻の飼育に必要なグッズや餌の入手方法についてまとめています。

蟻の飼育に興味を持たれた方はぜひ本文を参考に、ご紹介するグッズや餌を揃えて飼育に挑戦してくださいね。

 

蟻の飼育に必要なグッズは?

素材

 

必要なもの

  • 飼育ケース
  • パーライト(土壌)

密閉できるタッパーと砂があれば飼育自体は可能ですが、中がみえないため成長の様子が確認できません。観察をしながら蟻の飼育をするのに必要なグッズは「飼育ケース」と「土壌」です。

巣を作ったり食べ物を運んだりする様子をみることが蟻の飼育の醍醐味ですよ。専用のケースと土壌となる素材を用意することをおすすめします。

飼育ケースはホームセンターやインターネットショップで800~1000円程度で購入することができます。土材は園芸店などで購入できる「パーライト」がおすすめです。

パーライトは貝殻を原料にした白色の人工土で、見栄えが良く菌やバクテリアの発生を防げるメリットがあります。18リットル入り1000~1200円程度で購入できます。

また、手早く道具を揃えたい方や初心者の方には、飼育ケースと土の代わりとなるジェルが一緒になった「飼育セット」が1000円前後で入手できるのでおすすめですよ。

 

蟻の飼育ケース、自分でも作れる?

素材

ホームセンターなどで「アクリル板」と「木材」を購入すれば、飼い主自らが飼育ケースを作ることもできますよ。

組み合わせることで巣の中を自由にレイアウトできるので蟻の観察がより楽しくなるかもしれませんね。アクリル板は幅20cm長さ30cmのものが500~600円前後で購入できます。

 

蟻に与える餌は?

蟻 餌

  • 果物
  • 蜂蜜
  • 虫の屍骸
  • 昆虫ゼリー

蟻は雑食なので様々なものを食べますよ。パイナップルなどの果物や蜂蜜、卵を特に好んで食べますが、虫の死骸も蟻の餌として使用できます。

餌は蟻が食べ残すとカビの原因になり、巣の蟻が全滅してしまうこともあるので過剰に与えないように注意してくださいね。

これらの餌を用意するのが手間だと感じる場合は、「昆虫ゼリー」がおすすめですよ。飼育している蟻の数にもよりますが、昆虫ゼリー30個入りを購入すれば1ヶ月程度はもつのでおすすめです。30個入りは180~200円で売られています。

 

蟻の入手方法は?

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入手方法

  • 庭で捕獲
  • インターネットショップ

「飼育ケース」「土壌」「餌」を用意すれば飼育の準備は完成ですが、肝心の蟻がいなければ飼育は始められません。

時期にもよりますが蟻は庭などで捕まえることも出来ます。インターネットショップで季節を問わず購入することも可能です。

インターネットショップではクロヤマアリの女王アリと15匹程度の働きアリがセットが4500~5000円程度で販売されていますよ。

飼い主が自分で捕獲する場合は、巣穴の前にトラップを仕掛けておくだけで簡単に捕獲できます。ペットボトルを半分程度にカットして中に餌を入れるだけなので、ぜひ試してみてくださいね。

脱走を防ぐ為に、蟻がトラップの中に侵入したらトラップの縁にサラダ油などを塗ることがポイントですよ。

 

蟻の王国を机の上で楽しめる!

蟻 まとめ

蟻を飼育・観察していると、まるで人間社会を覗いているような錯覚を覚えることも少なくないです。

家族で協力しあって暮らす様など他の昆虫の飼育では得られない満足感を味わえるので、ぜひ蟻の飼育にチャレンジしてみてくださいね。