「グリーンフィッシュ」はクオレイタリアが提供するキャットフードです。
この記事では「グリーンフィッシュ キャットドライフード」を、含まれる原材料や成分から徹底評価しています。評価は「子猫(離乳~1歳)」と「成猫(1歳以上)」に分けて、それぞれ100点満点にて行っています。
キャットフード「グリーンフィッシュ」を評価

グリーンフィッシュの総合得点
- 67点(100点中)
内訳 | 得点/配点 | |
---|---|---|
子猫 | 成猫 | |
主原材料 評価 | 0/30点 | 0/30点 |
その他原材料 評価 | 37/40点 | 37/40点 |
合成酸化防止剤不使用 | 10/10点 | 10/10点 |
人工添加物不使用 | 10/10点 | 10/10点 |
タンパク質量 | 5/5点 | 5/5点 |
粗脂肪量 | 5/5点 | 5/5点 |
合計得点 | 67/100点 | 67/100点 |
キャットフード「グリーンフィッシュ」の得点の内訳は?

主原料評価
動物性タンパク質を使用している場合、満点(30点)と評価しています。
本フードの場合、主原料に動物性タンパク源ではない「シリアル(トウモロコシ、米粉、コーングルテン)」を使用しているため、0点となります。
その他原料の評価
原材料表を参考に、全原材料のうち粗悪な原材料が含まれる割合を考慮し、減点しています。粗悪な原材料を1つも使用していない場合、満点(40点)と評価しています。
本フードの場合、粗悪原料である「ビートパルプ」を使用しているため37点となります。
本フードに使用されているすべての原材料と成分表は「グリーンフィッシュの詳しい原材料と成分一覧は?」にてまとめています。
合成酸化防止剤
不使用の場合、満点(10点)と評価しています。
本フードの場合、合成酸化防止剤が使用されていない(原材料表に合成酸化防止剤の名称がない)ので10点となります。
合成酸化防止剤とは人工的に合成された化学物質のことで、愛猫の体に悪影響を及ぼしかねない危険なものです。ここでは、代わりに天然の酸化防止剤である「ローズマリー」が使われています。
人工添加物(着色料、着香料、発色剤など)
不使用の場合、満点(10点)と評価しています。
本フードの場合、これらの人工添加物が使用されていないので10点となります。
猫はにおいで食べ物を判断するため、着色料や発色剤はほとんど意味を成しません。着香料が使われているのも、粗悪な食材をごまかそうとしているためかもしれません。
ほとんどが石油や化学物質でできているので、与え続けると猫の体に悪影響を及ぼす可能性があります。
タンパク質
AAFCO最低基準
- 子猫:30.0%以上
- 成猫:26.0%以上
AAFCOが定めるタンパク質(乾燥重量比)の最低基準を満たしている場合、満点(5点)と評価しています。
本フードの場合、「32.6%以上」と子猫・成猫の各基準を満たしているため、どちらも5点満点となります。
粗脂肪
AAFCO最低基準
- 子猫:9.0%以上
- 成猫:9.0%以上
AAFCOが定めるタンパク質(乾燥重量比)の最低基準を満たしている場合、満点(5点)と評価しています。
本フードの場合、「14.7%以上」と子猫・成猫の各基準を満たしているため、どちらも5点満点となります。
キャットフード「グリーンフィッシュ」の基本情報は?

※赤字で示した部分がペットにとって「好ましくない」といえる原料です。
商品名 | グリーンフィッシュ キャットドライフード |
---|---|
分類 | 総合栄養食 |
定価 | 3990円(税込) |
内容量 | 1.5kg |
カロリー | 350kcal/100g |
生産国 | イタリア |
販売元 | クオレイタリア |
メイン食材 | シリアル(トウモロコシ、米粉、コーングルテン) |
穀物 | トウモロコシ、米粉、コーングルテン |
酸化防止剤 | 不使用 |
人工添加物 | 不使用 |
問合せ先 | info@greenfish.co.jp |
キャットフード「グリーンフィッシュ」の詳しい原材料と成分一覧は?

グリーンフィッシュの原材料
主原料 | シリアル(トウモロコシ、米粉、コーングルテン) |
---|---|
その他 原材料 | 魚【24%以上(サバ、イワシ、ニシン、ツナ、タラ)】※季節により魚の種類が変わります】、 植物性オイル、ビートパルプ、ビール酵母、ビタミン及びミネラル(硫酸銅、炭酸鉄、酸化マンガン、炭酸コバルト、酸化亜鉛、ヨウ素酸カルシウム、亜セレン酸ナトリウム)、ハーブ(アーティチョーク、ローズマリー、ミルクシスル)、タウリン |
赤字で示した部分がペットにとって「粗悪」といえる原料です。
グリーンフィッシュの成分分析値
成分名 | 成分含有率 | 乾燥重量比 |
---|---|---|
粗タンパク質 | 30.0%以上 | 32.6%以上 |
粗脂肪分 | 13.5%以上 | 14.7%以上 |
粗繊維 | 2.5%以下 | 2.7%以下 |
粗灰分 | 6.5%以下 | 7.1%以下 |
水分 | 8.0%以下 | – |
粗脂肪量は13.5%と控えめなキャットフードです。おすすめの低カロリーキャットフードはこちらの記事、ダイエット用キャットフードはこちらの記事にまとめています。
キャットフード「グリーンフィッシュ」の保管方法は?
キャットフードは、封を切った瞬間から湿気を吸収し酸化が始まります。開封後はしっかりと密閉し、空気に触れる時間をできるだけ短くすることがポイントです。
また、温度や湿度の変化も品質低下の原因になります。「直射日光が当たらない」「涼しくて風通しが良い」場所で保管するようにしてくださいね。
詳しい保管方法やおすすめの保存用グッズは、こちらの記事を参考にしてくださいね。
キャットフード「グリーンフィッシュ」の体重ごとの目安給餌量、1日あたりの価格は?

体重 | 目安給餌量 | 1日あたりの価格 |
---|---|---|
1kg | 28g | 75円 |
2kg | 47g | 126円 |
3kg | 64g | 170円 |
4kg | 79g | 211円 |
5kg | 94g | 250円 |
6kg | 107g | 286円 |
7kg | 120g | 321円 |
8kg | 133g | 355円 |
9kg | 145g | 388円 |
10kg | 157g | 419円 |
15kg | 213g | 568円 |
20kg | 265g | 705円 |
30kg | 359g | 955円 |
40kg | 445g | 1185円 |
50kg | 526g | 1401円 |
目安給餌量は「避妊・去勢済の成猫のカロリー必要量÷本フードのカロリー×100」で算出、1日あたりの価格は「目安給餌量×価格÷内容量」で算出しています。
キャットフードの目安給餌量は、ライフステージや活動量などで計算方法が異なります。愛猫に合った目安給餌量の計算方法などはこちらで紹介しています。
編集部まとめ
主原料に穀類が使用されているため、主食として愛猫に与えることはおすすめできません。
「大海に育まれた新鮮な天然魚を使用」がコンセプトのグリーンフィッシュですが、主原料には魚ではなくシリアル(穀類)が使用されています。
穀類はその他原料に含まれる「ビートパルプ」と同様にフードのカサ増しのために含まれていることが多い原材料です。どちらも猫が栄養を吸収できない食品です。
愛猫の主食として与えるのであれば、穀類を使用していないキャットフードが理想ですよ。
pepy編集部おすすめのグレインフリーのキャットフードはこちらの記事から確認いただけます。
穀物や人工添加物は愛猫の目ヤニや涙やけの原因にもなります。詳しい理由はこちらの記事から確認できます。
主原料に魚を使用して、穀類を一切使用していないキャットフードとしては「モグニャン」がおすすめですよ。価格もグリーンフィッシュとさほど変わらないためおすすめです。
- 109種のキャットフードから選ぶ人気のランキング
- モグニャンの詳細と口コミ評判
- カナガンの詳細と口コミ評判
- シンプリーの詳細と口コミ評判
- ジャガーの詳細と口コミ評判
- キャットフードの選び方
- おすすめの選び方
- 無添加のキャットフード
- グレインフリーのキャットフード
- 獣医おすすめのキャットフード
- おいしいキャットフード
- 安全なキャットフード
- 低カロリーのキャットフード
- ダイエット用キャットフード
- オーガニックのキャットフード
- ヒューマングレードのキャットフード
- 安いキャットフード
- 猫の大きさで選ぶ
- 子猫向けキャットフード
- シニア向けキャットフード
- 多頭飼い向けのキャットフード
- 猫の症状で選ぶ
- 免疫力を高めたいときにおすすめのキャットフード
- 軟便におすすめなキャットフード
- 便秘気味におすすめのキャットフード
- 便臭対策におすすめのキャットフード
- 避妊後におすすめのキャットフード
- アレルギー対策におすすめのキャットフード
- 目やに改善におすすめなキャットフード
- 毛艶改善におすすめのキャットフード
- 毛玉ケアにおすすめのキャットフード
- 尿路結石におすすめなキャットフード
- 腎臓病のケアにおすすめのキャットフード
- 膀胱炎におすすめなキャットフード
- 肝臓ケアにおすすめなキャットフード
- 形状で選ぶ
- ドライタイプのキャットフード
- ウェットタイプのキャットフード
- パウチタイプのキャットフード
- 缶詰タイプのキャットフード
- レトルトタイプのキャットフード
- 大粒タイプのキャットフード
- 療法食タイプのキャットフード
- 原材料で選ぶ
- ラム入りキャットフード
- 魚肉メインのキャットフード
- 鹿肉入りのキャットフード
- ターキー使用のキャットフード
- チキン使用のキャットフード
- 成分で選ぶ
- 低マグネシウムのキャットフード
- リンが少ないキャットフード
- 産地で選ぶ
- 国産のキャットフード
- アメリカ産のキャットフード
- キャンペーンで選ぶ
- 市販でおすすめのキャットフード
- サンプルがあるキャットフード
- 高コスパのキャットフード