「ハッピーキャット」はワールドプレミアムが提供するキャットフードです。
この記事では「ハッピーキャット センシティブ エンテ (鴨) グルテンフリー 全猫種」を、含まれる原材料や成分から徹底評価しています。評価は「子猫(離乳~1歳)」と「成猫(1歳以上)」に分けて、それぞれ100点満点にて行っています。
この記事でまとめたこと
キャットフード「ハッピーキャット」を評価

ハッピーキャットの総合得点
- 82点(100点中)
内訳 | 得点/配点 | |
---|---|---|
子猫 | 成猫 | |
主原材料 評価 | 30/30点 | 30/30点 |
その他原材料 評価 | 22/40点 | 22/40点 |
合成酸化防止剤不使用 | 10/10点 | 10/10点 |
人工添加物不使用 | 10/10点 | 10/10点 |
タンパク質量 | 5/5点 | 5/5点 |
粗脂肪量 | 5/5点 | 5/5点 |
合計得点 | 82/100点 | 82/100点 |
キャットフード「ハッピーキャット」の得点の内訳は?

主原料評価
動物性タンパク質を使用している場合、満点(30点)と評価しています。
本フードの場合、主原料に動物性タンパク源である「チキンミール」を使用しているため、30点となります。
その他原料の評価
原材料表を参考に、全原材料のうち粗悪な原材料が含まれる割合を考慮し、減点しています。粗悪な原材料を1つも使用していない場合、満点(40点)と評価しています。
本フードの場合、粗悪原料である「米粉」「ライスプロテイン」「家禽脂」「セルロース」「ビートファイバー」「塩化ナトリウム」「塩化カリウム」を使用しているため22点となります。
本フードに使用されているすべての原材料と成分表は「ハッピーキャットの詳しい原材料と成分一覧は?」にてまとめています。
合成酸化防止剤
不使用の場合、満点(10点)と評価しています。
本フードの場合、合成酸化防止剤が使用されていない(原材料表に合成酸化防止剤の名称がない)ので10点となります。
合成酸化防止剤とは人工的に合成された化学物質のことで、愛猫の体に悪影響を及ぼしかねない危険なものです。
ここでは、代わりに天然の酸化防止剤である「ローズマリー」が使われています。
人工添加物(着色料、着香料、発色剤など)
不使用の場合、満点(10点)と評価しています。
本フードの場合、これらの人工添加物が使用されていないので10点となります。
猫はにおいで食べ物を判断するため、着色料や発色剤はほとんど意味を成しません。着香料が使われているのも、粗悪な食材をごまかそうとしているためかもしれません。
ほとんどが石油や化学物質でできているので、与え続けると猫の体に悪影響を及ぼす可能性があります。
タンパク質
AAFCO最低基準
- 子猫:30.0%以上
- 成猫:26.0%以上
AAFCOが定めるタンパク質(乾燥重量比)の最低基準を満たしている場合、満点(5点)と評価しています。
本フードの場合「33.0%以上」と、子猫・成猫の各基準を満たしているため、どちらも5点満点となります。
粗脂肪
AAFCO最低基準
- 子猫:9.0%以上
- 成猫:9.0%以上
AAFCOが定める粗脂肪(乾燥重量比)の最低基準を満たしている場合、満点(5点)と評価しています。
本フードの場合「19.8%以上」と、子猫・成猫の各基準を満たしているため、どちらも5点満点となります。
キャットフード「ハッピーキャット」の基本情報は?
※赤字で示した部分がペットにとって「好ましくない」といえる原料です。
商品名 | ハッピーキャット センシティブ エンテ (鴨) グルテンフリー 全猫種 成猫用 |
---|---|
分類 | 総合栄養食or療法食orサポートフードetc |
定価 | 4536円(税込) |
内容量 | 1.4kg |
カロリー | 375kcal/100g |
賞味期限 | 開封前:パッケージに記載 開封後:1ヶ月 |
生産国 | ドイツ |
販売元 | ワールドプレミアム |
対応年齢 | 成猫 |
メイン食材 | ダックミール |
穀物 | 米粉、ライスプロテイン |
酸化防止剤 | 不使用 |
人工添加物 | 不使用 |
問合せ先 | http://happycatjapan.com/contact/ |
配達までの期間 | 1週間程度(Amazon) |
キャットフード「ハッピーキャット」の詳しい原材料と成分一覧は?

ハッピーキャットの原材料
赤字で示した部分がペットにとって「粗悪」といえる原料です。
主原料 | ダックミール(23%) |
---|---|
その他 原材料 | 米粉(22%)、ライスプロテイン(19%)、家禽脂、ポテトフレーク(5%)、加水分解レバー、セルロース、ヒマワリ油、ビートファイバー、クランベリー(0.5%)、塩化ナトリウム、サッカロマイセス・セレビシエ、アップルポマス(0.4%)、菜種油、塩化カリウム、海草(0.2%)、亜麻仁(0.2%)、ユッカシジゲラ(0.04%)、チコリの根(0.04%)、イースト抽出物、ミルクシスル、アーティチョーク、タンポポ、ショウガ、カンバ葉、ネトル、カモミール、コリアンダー、ローズマリー、セージ、リコリス根、タイム (ハーブ:0.18%)、ビタミン類(ビタミンA、ビタミンD3、ビタミンE、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビオチン、Dパントテン酸カルシウム、ナイアシン、ビタミンB12、コリン、葉酸)ミネラル類(鉄、銅、亜鉛、マンガン、ヨウ素酸カルシウム、亜セレン酸ナトリウム) |
クランベリーには「キナ酸」という成分が豊富に含まれており、膀胱炎のケアに役立つ働きが期待されている食材です。避妊後の愛猫にもおすすめされていますよ。膀胱炎におすすめのキャットフードはこちらの記事、避妊後のおすすめキャットフードはこちらの記事にまとめています。
ハッピーキャットの成分分析値
成分名 | 成分含有率 | 乾燥重量比 |
---|---|---|
粗タンパク質 | 30.0%以上 | 33.0%以上 |
粗脂肪分 | 18.0%以上 | 19.8%以上 |
粗繊維 | 3.0%以下 | 3.3%以下 |
粗灰分 | 6.5%以下 | 7.1%以下 |
水分 | 9.0%以下 | – |
粗脂肪量は18%と控えめなキャットフードです。おすすめの低カロリーキャットフードはこちらの記事、ダイエット用キャットフードはこちらの記事にまとめています。
キャットフード「ハッピーキャット」の賞味期限は?

賞味期限
- 開封前:パッケージに記載
- 開封後:1ヶ月
キャットフードの賞味期限は、あくまでも目安です。
保管方法によっては記載の賞味期限よりも早く品質の低下が進んでしまうことがあるので、購入後は早めに使い切るようにしてくださいね。
キャットフード「ハッピーキャット」の保管方法は?

キャットフードは、封を切った瞬間から湿気を吸収し酸化が始まります。開封後はしっかりと密閉し、空気に触れる時間をできるだけ短くすることがポイントです。
また、温度や湿度の変化も品質低下の原因になります。「直射日光が当たらない」「涼しくて風通しが良い」場所で保管するようにしてくださいね。
詳しい保管方法やおすすめの保存用グッズは、こちらの記事を参考にしてくださいね。
キャットフード「ハッピーキャット」の体重ごとの目安給餌量、1日あたりの価格は?

体重 | 目安給餌量 | 1日あたりの価格 |
---|---|---|
1kg | 26g | 85円 |
2kg | 44g | 143円 |
3kg | 60g | 194円 |
4kg | 74g | 240円 |
5kg | 87g | 284円 |
6kg | 100g | 325円 |
7kg | 112g | 365円 |
8kg | 124g | 403円 |
9kg | 136g | 440円 |
10kg | 147g | 477円 |
15kg | 199g | 646円 |
20kg | 247g | 801円 |
30kg | 335g | 1086円 |
40kg | 416g | 1347円 |
50kg | 491g | 1593円 |
目安給餌量は「避妊・去勢済の成猫のカロリー必要量÷本フードのカロリー×100」で算出、1日あたりの価格は「目安給餌量×価格÷内容量」で算出しています。
キャットフードの目安給餌量は、ライフステージや活動量などで計算方法が異なります。愛猫に合った目安給餌量の計算方法などはこちらで紹介しています。
編集部まとめ

「米粉」と「ライスプロテイン」が全体の41%を占めるので、主原料の「ダックミール」(23%)よりも穀類の方が多く使用されており、おすすめできないキャットフードです。
主原料の「ダックミール」の品質は公式HPに「副産物が使用されていない」と記載されているため信頼できますが、「家禽脂」はどのような動物の脂肪が使われているか不明です。
愛猫の主食として与えるのであれば、穀類を使用していないキャットフードが理想ですよ。
pepy編集部おすすめのグレインフリーのキャットフードはこちらの記事から確認いただけます。
穀物や人工添加物は愛猫の目ヤニや涙やけの原因にもなります。詳しい理由はこちらの記事から確認できます。
愛猫の主食としておすすめできるキャットフードをランキング形式にまとめている記事はこちらですよ。
ハッピーキャットは療法食に当てはまります。療法食のキャットフードの選び方や気をつけるポイントはこちらの記事にまとめています。
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