「クプレラ」は、今までの常識を覆すというコンセプトのもとで作られ販売されているオーストラリアのドッグフードです。
この記事では「クプレラ べニソン&スイートポテト アダルト」を、含まれる原材料や成分から徹底評価しています。評価は「子犬(離乳~1歳)」と「成犬(1歳以上)」に分けて、それぞれ100点満点にて行っています。飼い主さんからの口コミ評判も合わせて紹介していますよ。
この記事でまとめたこと
ドッグフード「クプレラ」を評価

クプレラの総合得点
- 89点(100点中)
内訳 | 得点/配点 | |
---|---|---|
子犬 | 成犬 | |
主原材料 評価 | 30/30点 | 30/30点 |
その他原材料 評価 | 34/40点 | 34/40点 |
合成酸化防止剤不使用 | 10/10点 | 10/10点 |
人工添加物不使用 | 10/10点 | 10/10点 |
タンパク質量 | 0/5点 | 5/5点 |
粗脂肪量 | 0/5点 | 5/5点 |
合計得点 | 84/100点 | 94/100点 |
※総合得点は「(幼犬の合計得点+成犬の合計得点)÷2」で算出しています(小数点未満四捨五入)。
ドッグフード「クプレラ」の得点の内訳は?

主原料評価
動物性タンパク質を使用している場合、満点(30点)と評価しています。
本フードの場合、主原料に動物性タンパク源である「鹿肉」を使用しているため、30点となります。
その他原料の評価
原材料表を参考に、全原材料のうち粗悪な原材料が含まれる割合を考慮し、減点しています。粗悪な原材料を1つも使用していない場合、満点(40点)と評価しています。
本フードの場合、粗悪原料である「燕麦」「アマランサス」を使用しているため34点となります。
クプレラに使用されているすべての原材料と成分表は「クプレラの詳しい原材料と成分一覧は?」にてまとめています。
合成酸化防止剤
不使用の場合、満点(10点)と評価しています。
本フードの場合、合成酸化防止剤が使用されていない(原材料表に合成酸化防止剤の名称がない)ので10点となります。
合成酸化防止剤とは人工的に合成された化学物質のことで、愛犬の体に悪影響を及ぼしかねない危険なものです。
人工添加物(着色料、着香料、発色剤など)
不使用の場合、満点(10点)と評価しています。
本フードの場合、これらの人工添加物が使用されていないので10点となります。
犬はにおいで食べ物を判断するため、着色料や発色剤はほとんど意味を成しません。着香料が使われているのも、粗悪な食材をごまかそうとしているためかもしれません。
ほとんどが石油や化学物質でできているので、与え続けると犬の体に悪影響を及ぼす可能性があります。
タンパク質
AAFCO最低基準
- 子犬:22.5%以上
- 成犬:18.0%以上
AAFCOが定めるタンパク質(乾燥重量比)の最低基準を満たしている場合、満点(5点)と評価しています。
本フードの場合「22.2%以上」と、成犬の基準は満たしていますが子犬の基準は満たしていないので、成犬は5点満点、幼犬は0点となります。
粗脂肪
AAFCO最低基準
- 子犬:8.5%以上
- 成犬:5.5%以上
AAFCOが定める粗脂肪(乾燥重量比)の最低基準を満たしている場合、満点(5点)と評価しています。
本フードの場合「6.7%以上」と、成犬の基準は満たしていますが子犬の基準は満たしていないので、成犬は5点満点、幼犬は0点となります。
ドッグフード「クプレラ」の基本情報は?

※赤字で示した部分がペットにとって「好ましくない」といえる原料です。
商品名 | クプレラ べニソン&スイートポテト アダルト |
---|---|
分類 | 総合栄養食 |
定価 | 4104円(税込) |
内容量 | 2.27kg |
カロリー | 330kcal/100g |
賞味期限 | 開封前:1年 開封後:1ヶ月以内 |
生産国 | オーストラリア |
販売元 | LINNA商会 |
対応年齢 | アダルト1歳~ |
メイン食材 | 鹿肉 |
穀物 | 燕麦 |
酸化防止剤 | 不使用 |
人工添加物 | 不使用 |
粒の大きさ | 1cm~1.2cm |
問合せ先 | 046-229-1113 |
※赤字で示した部分がペットにとって「好ましくない」といえる原料です。
ドッグフード「クプレラ」の詳しい原材料と成分一覧は?

クプレラの原材料
主原料 | 鹿肉 |
---|---|
その他原材料 | サツマイモ、燕麦、カノラオイル、フラックスシード、魚類(ギンヒラス、シロギス、豪州真ダイ)、藻類(昆布)、アマランサス、 モンモリロナイト、ユッカ、リンゴ、ブルーベリー、白菜、アルファルファ、タウリン、珊瑚ミネラル、チコリ、※活性酵素、※プロバイオティクス(好酸性乳酸桿菌、機能性酵母、陽性桿菌)、※多糖類、ビタミン&キレートミネラル(カロチン、塩化コリン、炭酸カルシウム、ビタミンE、鉄、ビタミンA、亜鉛、ナイアシン、葉酸、チアミン、ビタミンB6、マンガン、 ビタミンK群、ヨウ素)、必須アミノ酸(アルギニン、ヒスチジン、ロイシン、イソロイシン、バリン、リジン、メチオニン、フェニルアラニン、スレオニン、トリプトファン) ※印の原材料は、オーガニックです。 |
赤字で示した部分がペットにとって「粗悪」といえる原料です。
クプレラの成分分析値
成分名 | 成分含有率 | 乾燥重量比 |
---|---|---|
粗タンパク質 | 20.0%以上 | 22.2%以上 |
粗脂肪分 | 6.0%以上 | 6.7%以上 |
粗繊維 | 5.0%以下 | 5.6%以下 |
粗灰分 | 9.0%以下 | 10.0%以下 |
水分 | 10.0%以下 | – |
ドッグフード「クプレラ」の口コミ、飼い主さんからの評判は?

Instagramでの口コミ評判
肝臓の数値は1ヶ月で平常になりました。無事に去勢手術できました。
@kazuyo_marineさま
うちの子は皮膚疾患があるのでフードは合うのが見つかるまで大変でした。インスタグラムでお知り合いになったブルドッグのブリーダーさんに相談したところ勧めて頂いたのがクプレラでした。低アレルギーの鹿肉に野菜や果物何より腸内環境に配慮したプロバイオティクスと期待大!実際食べ始めてアレルギーも出ませんし消化吸収がいいらしく、ウンチの量が凄く少なくなりました(笑)
@azukinakomonaka_hahaさま
ドッグフード「クプレラ」の賞味期限は?

賞味期限
- 開封前:1年
- 開封後:1ヶ月以内
ドッグフードの賞味期限は、あくまでも目安です。
保管方法によっては記載の賞味期限よりも早く品質の低下が進んでしまうことがあるので、購入後は早めに使い切るようにしてくださいね。
ドッグフード「クプレラ」の保管方法は?

ドッグフードは、封を切った瞬間から湿気を吸収し酸化が始まります。開封後はしっかりと密閉し、空気に触れる時間をできるだけ短くすることがポイントです。
また、温度や湿度の変化も品質低下の原因になります。「直射日光が当たらない」「涼しくて風通しが良い」場所で保管するようにしてくださいね。
詳しい保管方法やおすすめの保存用グッズは、こちらの記事を参考にしてくださいね。
ドッグフード「クプレラ」の体重ごとの目安給餌量、1日あたりの価格は?

体重 | 目安給餌量 | 1日あたりの価格 |
---|---|---|
1kg | 34g | 62円 |
2kg | 57g | 104円 |
3kg | 77g | 140円 |
4kg | 96g | 174円 |
5kg | 113g | 206円 |
6kg | 130g | 236円 |
7kg | 146g | 265円 |
8kg | 161g | 292円 |
9kg | 176g | 319円 |
10kg | 191g | 346円 |
15kg | 259g | 468円 |
20kg | 321g | 581円 |
30kg | 435g | 787円 |
40kg | 540g | 976円 |
50kg | 638g | 1154円 |
目安給餌量は「避妊・去勢済の成犬のカロリー必要量÷本フードのカロリー×100」で算出、1日あたりの価格は「目安給餌量×価格÷内容量」で算出しています。
ドッグフードの目安給餌量は、ライフステージや活動量などで計算方法が異なります。愛犬に合った目安給餌量の計算方法などはこちらで紹介しています。
編集部まとめ

クプレラの主原料である鹿肉は、「必須脂肪酸」「亜鉛」「鉄分」などを豊富に含む動物性タンパク質で、鶏肉や牛肉にアレルギーを持つ愛犬には特におすすめですよ。
総合的には栄養バランスの優れたドッグフードですが、気になるのは「タンパク質」と「粗脂肪」の量がAAFCOの基準を超えていないことです。
成長期における必要なタンパク質量を本フードだけでは補いきれない可能性があるため、長期的に与えるとなるとより高タンパクのドッグフードのほうがおすすめです。
完璧な栄養バランスと最高クオリティの原材料のみを使用した「プレミアムドッグフード」を与えることがおすすめですよ。詳しくはこちらにまとめています。
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