生食に最も近いドライフード「プリモ」は、プリモ社が販売している愛犬の質の高い生活と健康のことを考えたドッグフードです。
この記事では「プリモ ベーシック」を、含まれる原材料や成分から徹底評価しています。評価は「子犬(離乳~1歳)」と「成犬(1歳以上)」に分けて、それぞれ100点満点にて行っています。
ドッグフード「プリモ」を評価

プリモの総合得点
- 80点(100点中)
内訳 | 得点/配点 | |
---|---|---|
子犬 | 成犬 | |
主原材料 評価 | 30/30点 | 30/30点 |
その他原材料 評価 | 20/40点 | 20/40点 |
合成酸化防止剤不使用 | 10/10点 | 10/10点 |
人工添加物不使用 | 10/10点 | 10/10点 |
タンパク質量 | 5/5点 | 5/5点 |
粗脂肪量 | 5/5点 | 5/5点 |
合計得点 | 80/100点 | 80/100点 |
ドッグフード「プリモ」の得点の内訳は?

主原料評価
動物性タンパク質を使用している場合、満点(30点)と評価しています。
本フードの場合、主原料に動物性タンパク源である「生ミンチ肉」を使用しているため、30点となります。
牛肉・鶏肉・馬肉・レバー肉・魚肉・豚肉を混ぜ合わせてミンチにしているため、それぞれの肉の長所が詰め込まれたフードですよ。
その他原料の評価
原材料表を参考に、全原材料のうち粗悪な原材料が含まれる割合を考慮し、減点しています。粗悪な原材料を1つも使用していない場合、満点(40点)と評価しています。
本フードの場合、粗悪原料である「玄米」「押し麦」「グレインソルガム」「コーングルテン」「オートミール」を使用しているため20点となります。
これらは、犬にとって苦手な植物性タンパク質を含む穀類です。
中でもコーングルテン(とうもろこし)は、特にアレルギー性の高い「グルテン」を多く含んでいるので注意が必要です。
穀類は過剰に摂取すると下痢・嘔吐・皮膚炎などの拒絶反応を起こす場合がありますよ。穀物に敏感な犬は少量でも同様の反応を起こす可能性があるため、できれば避けたい原料です。
プリモに使用されているすべての原材料と成分表は「プリモの詳しい原材料と成分一覧は?」にてまとめています。
合成酸化防止剤
不使用の場合、満点(10点)と評価しています。
本フードの場合、合成酸化防止剤が使用されていない(原材料表に合成酸化防止剤の名称がない)ので10点となります。
合成酸化防止剤とは人工的に合成された化学物質のことで、愛犬の体に悪影響を及ぼしかねない危険なものです。
人口添加物(着色料、着香料、発色剤など)
不使用の場合、満点(10点)と評価しています。
本フードの場合、これらの人工添加物が使用されていないので10点となります。
犬はにおいで食べ物を判断するため、着色料や発色剤はほとんど意味を成しません。
ほとんどが石油や化学物質でできているので、与え続けると犬の体に悪影響を及ぼす可能性があります。
タンパク質
AAFCO最低基準
- 子犬:22.5%以上
- 成犬:18.0%以上
AAFCOが定めるタンパク質(乾燥重量比)の最低基準を満たしている場合、満点(5点)と評価しています。
本フードの場合、「33.3%以上」と、子犬・成犬の各基準を満たしているため、どちらも5点満点となります。
粗脂肪
AAFCO最低基準
- 子犬:8.5%以上
- 成犬:5.5%以上
AAFCOが定める粗脂肪(乾燥重量比)の最低基準を満たしている場合、満点(5点)と評価しています。
本フードの場合、「11.1%以上」と、子犬・成犬の各基準を満たしているため、どちらも5点満点となります。
ドッグフード「プリモ」の基本情報は?

※赤字で示した部分がペットにとって「好ましくない」といえる原料です。
商品名 | プリモ ベーシック |
---|---|
分類 | 総合栄養食 |
定価 | 1680円(税込) |
内容量 | 1kg |
カロリー | 400cal/100g |
賞味期限 | 開封前:製造から半年 開封後:1ヶ月 |
生産国 | 日本 |
販売元 | PRIMO |
対応年齢 | 全年齢 |
メイン食材 | 生ミンチ肉(牛肉、鶏肉、馬肉、レバー肉、魚肉、豚肉) |
穀物 | 玄米粉、押 し麦、グレインソルガム、コーングルテン |
酸化防止剤 | 不使用 |
人工添加物 | 不使用 |
粒の大きさ | 1~1.5cm |
問合せ先 | 078-599-8687 |
配達までの期間 | 1週間程度(Amazon) |
ドッグフード「プリモ」の詳しい原材料と成分一覧は?

プリモの原材料
赤字で示した部分がペットにとって「粗悪」といえる原料です。
主原料 | 生ミンチ肉(牛肉、鶏肉、馬肉、レバー肉、魚肉、豚肉) |
---|---|
その他原材料 | 玄米粉、押 し麦、雑節、サツマイモ、ジャガイモ、ココナッツ種皮、煎りゴマ、ひまわり 油、グレインソルガム、コーングルテン、ビール酵母、ホエイタンパク、発酵 大豆(納豆菌)、オートミール、海藻粉末、カルシウム粉末(卵殻カルシウム 、牛骨カルシウム)、L-リジン、脱脂粉乳、イソマルトオリゴ糖、DL-メチオ ニン、乳酸菌群 |
プリモの成分分析値
成分名 | 成分含有率 | 乾燥重量比 |
---|---|---|
粗タンパク質 | 30%以上 | 33.3%以上 |
粗脂肪分 | 10%以上 | 11.1%以上 |
粗繊維 | 4%以下 | 4.4%以下 |
粗灰分 | 5%以下 | 5.6%以下 |
水分 | 10%以下 | – |
粗脂肪量が11.1%以上と控えめなドッグフードです。
おすすめの低脂肪ドッグフードはこちらの記事、ダイエット用ドッグフードはこちらの記事にまとめています。
ドッグフード「プリモ」の賞味期限は?

賞味期限
- 開封前:製造から半年
- 開封後:1ヶ月
ドッグフードの賞味期限は、あくまでも目安です。
保管方法によっては記載の賞味期限よりも早く品質の低下が進んでしまうことがあるので、購入後は早めに使い切るようにしてくださいね。
ドッグフード「プリモ」の保管方法は?

ドッグフードは、封を切った瞬間から湿気を吸収し酸化が始まります。開封後はしっかりと密閉し、空気に触れる時間をできるだけ短くすることがポイントです。
また、温度や湿度の変化も品質低下の原因になります。「直射日光が当たらない」「涼しくて風通しが良い」場所で保管するようにしてくださいね。
詳しい保管方法やおすすめの保存用グッズは、こちらの記事を参考にしてくださいね。
ドッグフード「プリモ」の体重ごとの目安給餌量、1日あたりの価格は?

体重 | 目安給餌量 | 1日あたりの価格 |
---|---|---|
1kg | 28g | 48円 |
2kg | 47g | 80円 |
3kg | 64g | 108円 |
4kg | 79g | 134円 |
5kg | 94g | 158円 |
6kg | 107g | 181円 |
7kg | 120g | 203円 |
8kg | 133g | 224円 |
9kg | 145g | 245円 |
10kg | 157g | 265円 |
15kg | 213g | 359円 |
20kg | 265g | 445円 |
30kg | 359g | 603円 |
40kg | 445g | 749円 |
50kg | 526g | 885円 |
目安給餌量は「避妊・去勢済の成犬のカロリー必要量÷本フードのカロリー×100」で算出、1日あたりの価格は「目安給餌量×価格÷内容量」で算出しています。
ドッグフードの目安給餌量は、ライフステージや活動量などで計算方法が異なります。愛犬に合った目安給餌量の計算方法などはこちらで紹介しています。
編集部まとめ

高カロリーなので肥満に注意が必要ですが、主食として与えても問題ないドッグフードです。
タンパク質量が一般的なドッグフードに比べ多いことが特徴的で、活発で成長期の幼犬には特におすすめできます。
ただ、「玄米粉」や「コーングルテン」など植物性タンパク質が含まれることが気になります。グルテンに敏感に反応する子の場合は他のグレインフリーのフードを与えてることをおすすめします。
こちらの記事にて今人気のプレミアムドッグフードを紹介していますよ。またプリモ以外で無添加のおすすめドッグフード3選はこちらで紹介してます。
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