バセットハウンドのお手入れ方法まとめ!

大きな垂れ耳が特徴的なバセットハウンドは、皮膚のシワも多くお手入れが大変な犬種です。

汚れたまま放置すると皮膚病にも繋がるので、しっかりとケアしてあげることが大切ですよ。

この記事では、バセットハウンドのお手入れ方法についてまとめました。ぜひ参考にしてくださいね。

 

バセットハウンドは抜け毛が多い?

バセットハウンド
バセットハウンドは短毛種ですが、ダブルコートなので抜け毛の量は多いです。

換毛期はもちろん、皮膚の状態を確認する意味でも日々のお手入れを欠かさないようにしてあげてくださいね。

 

バセットハウンドの抜け毛対策

バセットハウンド

抜け毛対策

  • ブラッシング
  • シャンプー

バセットハウンドの抜け毛対策は「ブラッシング」と「シャンプー」がおすすめです。

被毛を清潔に保つ事は皮膚の健康維持にもつながるので、定期的に行って下さいね。

 

ブラッシング

換毛期には毎日行うのが理想的ですが、普段のブラッシングは週2~3回程度で大丈夫です。

スリッカーブラシだと皮膚を傷つけてしまうことも多いので、ラバーブラシの使用をおすすめします。

 

シャンプー

バセットハウンドのシャンプーは月1回程度で十分です。

シャンプーの頻度が多いと皮膚に悪影響を与えるので、あまり頻繁に行う必要はありません。蒸しタオルで汚れを拭うだけでも十分ですよ。

 

バセットハウンドの日々のお手入れ方法は?

バセットハウンド

日々のお手入れ方法

  • 耳(全体と内部)
  • 歯磨き
  • 咽喉
  • 下唇の縁、下あご
  • へそ周り
  • 前足の脇の下

バセットハウンドの日々のお手入れは、「耳」「目」「歯」「首周り」「下あご」「へそ周り」「前足の脇の下」「爪」を重点的に行って下さい。

上記の場所は汚れが溜まりやすい場所なので、しっかりと汚れを除去してあげる事が大切ですよ。

 

耳(内部と全部)

耳のケアは、夏場であれば週3回・そのほかの時期は週1回を目安に行ってください。

耳の内部は、洗浄液を入れて耳の付け根をマッサージして汚れを浮かしたあと、脱脂綿で綺麗に汚れを取り除きます。

また、バセットハウンドは耳の裏側も汚れが溜まりやすく、皮膚が入りくんでいる部分は特に見落としやすいのでしっかり確認するようにしてくださいね。

 

バセットハウンドは瞼が下がっているため、ゴミが目に入りやすいです。

ゴミが目に入ると目ヤニなどが増えるので、定期的に顔を濡れタオルで拭って汚れを落としてあげて下さいね。

また、散歩時には汚れが付きやすいので、散歩の後にタオルで拭ってあげることをおすすめします。

 

歯磨き

バセットハウンドは皮膚が垂れているので、他の犬種に比べると歯石ができやすい傾向があります。

歯石や歯肉炎など歯の病気にかかりにくくするには毎日の歯磨きが最適ですが、歯磨きが難しい場合には濡れタオルで歯と歯茎を拭ってあげるだけでも十分です。

 

咽喉

咽喉は、バセットハウンドのニオイの元といわれる場所です。

皮膚が垂れ下がっている部分なので、しっかりとめくってお手入れしてあげて下さい。夏場以外であれば濡れタオルで拭ってあげる程度で十分ですが、夏場は汗や汚れが溜まりやすいので散歩後にシャワーで洗い流すことをおすすめします。

 

下唇の縁、下あご

下唇の縁の部分も皮膚が弛んでいるので皮膚をめくって、しっかりと拭いてあげてください。

色素沈着で判断しづらい場所ですが、忘れないようにしてくださいね。

 

へそ周り

胴長短足の犬種で地面との距離も近いので散歩の際に汚れたり、オスの場合だとおしっこの跳ね返りなどで汚れていることも多いです。

散歩後に綺麗に流してあげる事で「かぶれ」や「悪臭」対策に繋がるので、忘れないようにケアしてあげてくださいね。

 

前足の脇の下

前脚の脇の部分も皮膚が弛んでいるので、汚れが溜まりやすい場所です。

蒸れて湿っている事も多いので、こまめに乾かしてあげることが大切ですよ。皮膚病になりやすい部分でもあるので、しっかりお手入れして下さいね。

 

バセットハウンドの爪はよく伸びます。

散歩時の摩擦によって爪は短くなりますが、月1回を目安に爪切りをしてあげてくださいね。

 

お手入れの時間を必ず確保しよう!

バセットハウンド
ユニークな外見が人気のバセットハウンドですが、飼育に際してはお手入れにかける時間を確保してあげることが必須です。

汚れを放置したままだと悪臭や皮膚病にも繋がるので、しっかり対処してあげることが大切ですよ。