「アボダーム」はアボガドから作られたプレミアムドッグフードです。
この記事では「アボダーム オリジナルビーフ 小粒」を、含まれる原材料や成分から徹底評価しています。評価は「子犬(離乳~1歳)」と「成犬(1歳以上)」に分けて、それぞれ100点満点にて行っています。
飼い主さんからの口コミ評判も合わせて紹介していますよ。
この記事でまとめたこと
ドッグフード「アボダーム」を評価

アボダームの総合得点
- 63点(100点中)
内訳 | 得点/配点 | |
---|---|---|
子犬 | 成犬 | |
主原材料 評価 | 10/30点 | 10/30点 |
その他原材料 評価 | 23/40点 | 23/40点 |
合成酸化防止剤不使用 | 10/10点 | 10/10点 |
人工添加物不使用 | 10/10点 | 10/10点 |
タンパク質量 | 5/5点 | 5/5点 |
粗脂肪量 | 5/5点 | 5/5点 |
合計得点 | 63/100点 | 63/100点 |
ドッグフード「アボダーム」の得点の内訳は?

主原料評価
動物性タンパク質を使用している場合、満点(30点)と評価しています。
本フードの場合、主原料に動物性タンパク源である「ビーフミール」を使用していますが、品質面に不安があるため10点となります。
その他原料の評価
原材料表を参考に、全原材料のうち粗悪な原材料が含まれる割合を考慮し、減点しています。粗悪な原材料を1つも使用していない場合、満点(40点)と評価しています。
本フードの場合、粗悪原料である「玄米粉」「オートミール」「米粉」「アボカドミール」「塩」「塩化ナトリウム」「アボカドオイル」を使用しているため23点となります。
本フードに使用されているすべての原材料と成分表は「アボダームの詳しい原材料と成分一覧は?」にてまとめています。
合成酸化防止剤
不使用の場合、満点(10点)と評価しています。
本フードの場合、合成酸化防止剤が使用されていない(原材料表に合成酸化防止剤の名称がない)ので10点となります。
ここでは、代わりに天然の酸化防止剤である「ローズマリーエキス」が使われていますよ。
人工添加物(着色料、着香料、発色剤など)
不使用の場合、満点(10点)と評価しています。
本フードの場合、これらの人工添加物が使用されていないので10点となります。
犬はにおいで食べ物を判断するため、着色料や発色剤はほとんど意味を成しません。ほとんどが石油や化学物質でできているので、与え続けると犬の体に悪影響を及ぼす可能性もあります。
タンパク質
AAFCO最低基準
- 子犬:22.5%以上
- 成犬:18.0%以上
AAFCOが定めるタンパク質(乾燥重量比)の最低基準を満たしている場合、満点(5点)と評価しています。
本フードの場合「23.3%以上」と、子犬・成犬の各基準を満たしているため、どちらも5点満点となります。
粗脂肪
AAFCO最低基準
- 子犬:8.5%以上
- 成犬:5.5%以上
AAFCOが定める粗脂肪(乾燥重量比)の最低基準を満たしている場合、満点(5点)と評価しています。
本フードの場合「12.2%以上」と、子犬・成犬の各基準を満たしているため、どちらも5点満点となります。
ドッグフード「アボダーム」の基本情報は?

※赤字で示した部分がペットにとって「好ましくない」といえる原料です。
商品名 | アボダーム オリジナルビーフ 小粒 |
---|---|
分類 | 総合栄養食 |
定価 | 2760円(税込) |
内容量 | 2.4kg |
カロリー | 332kcal/100g |
賞味期限 | 開封前:製造から10ヶ月 開封後:1ヶ月 |
生産国 | アメリカ |
販売元 | 株式会社Biペットランド |
対応年齢 | 全年齢 |
メイン食材 | ビーフミール |
穀物 | 玄米粉、オートミール、米粉 |
酸化防止剤 | 不使用 |
人工添加物 | 不使用 |
粒の大きさ | 1cm |
問合せ先 | 0120-144-475 |
ドッグフード「アボダーム」の詳しい原材料と成分一覧は?

アボダームの原材料
主原料 | ビーフミール |
---|---|
その他原材料 | 玄米粉、オートミール、米粉、亜麻仁、アボカドミール、トマト繊維、鶏脂肪、ナチュラルフレーバー、塩、塩化カリウム、ビタミン(塩化コリン、ビタミンE、ナイアシン、パントテン酸カルシウム、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンB6、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB12、ビタミンD3、ビオチン、葉酸)、ミネラル(硫酸亜鉛、アミノ酸亜鉛キレート、硫酸鉄、硫酸マンガン、アミノ酸マンガンキレート、硫酸銅、アミノ酸銅キレート、亜セレン酸ナトリウム、ヨウ素酸カルシウム)、海草、ニシン粉、アボカドオイル、ローズマリーエキス、セージエキス、パイナップル、納豆菌発酵抽出物、アスペルギルス・オリゼー発酵抽出物 |
赤字で示した部分がペットにとって「粗悪」といえる原料です。
ビタミンCは尿路結石になりにくい体づくりによいとされている成分成分です。尿路結石におすすめなドッグフードについてはこちらの記事で解説しています。
アボダームの成分分析値
成分名 | 成分含有率 | 乾燥重量比 |
---|---|---|
粗タンパク質 | 21%以上 | 23.3%以上 |
粗脂肪分 | 11%以上 | 12.2%以上 |
粗繊維 | 7%以下 | 7.8%以下 |
水分 | 10%以下 | – |
粗脂肪量が12.2%以上と控えめなドッグフードです。
おすすめの低脂肪ドッグフードはこちらの記事、ダイエット用ドッグフードはこちらの記事にまとめています。
ドッグフード「アボダーム」の賞味期限は?

賞味期限
- 開封前:製造から10ヶ月
- 開封後:1ヶ月
ドッグフードの賞味期限は、あくまでも目安です。
保管方法によっては記載の賞味期限よりも早く品質の低下が進んでしまうことがあるので、購入後は早めに使い切るようにしてくださいね。
ドッグフード「アボダーム」の保管方法は?

ドッグフードは、封を切った瞬間から湿気を吸収し酸化が始まります。開封後はしっかりと密閉し、空気に触れる時間をできるだけ短くすることがポイントです。
また、温度や湿度の変化も品質低下の原因になります。「直射日光が当たらない」「涼しくて風通しが良い」場所で保管するようにしてくださいね。
詳しい保管方法やおすすめの保存用グッズは、こちらの記事を参考にしてくださいね。
ドッグフード「アボダーム」の体重ごとの目安給餌量、1日あたりの価格は?

体重 | 目安給餌量 | 1日あたりの価格 |
---|---|---|
1kg | 34g | 39円 |
2kg | 57g | 66円 |
3kg | 77g | 89円 |
4kg | 95g | 110円 |
5kg | 113g | 130円 |
6kg | 129g | 149円 |
7kg | 145g | 167円 |
8kg | 160g | 185円 |
9kg | 175g | 202円 |
10kg | 190g | 219円 |
15kg | 257g | 296円 |
20kg | 319g | 367円 |
30kg | 432g | 498円 |
40kg | 537g | 618円 |
50kg | 634g | 730円 |
目安給餌量は「避妊・去勢済の成犬のカロリー必要量÷本フードのカロリー×100」で算出、1日あたりの価格は「目安給餌量×価格÷内容量」で算出しています。
ドッグフードの目安給餌量は、ライフステージや活動量などで計算方法が異なります。愛犬に合った目安給餌量の計算方法などはこちらで紹介しています。
編集部まとめ

主原料のビーフミールは品質に問題があり、犬に与えてはいけないアボカドも含まれるためあまりおすすめできません。
「ビーフミール」は動物性タンパク質ではありますが、肉以外の副産物も混入している可能性が高いです。様々な部位を集めて粉状にするのがミールの加工法だからです。
また「アボカド」は犬に食べさせてはいけない食材です。アボカドに含まれる「ペルシン」という物質が中毒症状を引き起こす原因になるのです。
ペルシンの含有量が少ないアボカドを使用している可能性はもちろんありますが、原材料に含まれていないフードに越したことはありません。
以上の理由から愛犬の主食に選ぶことをおすすめできないドッグフードです。
ドッグフード選びに悩んでいる方は、こちらの記事で紹介しているドッグフードを参考にしてみてくださいね。
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本ドッグフードよりも点数が低いドッグフードは数多く存在します。
まずは今与えているドッグフードの点数と本ドッグフードの点数を比較してみることをおすすめします。
- ドッグフードの作り方
- おすすめの選び方
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- グレインフリーのドッグフード
- 無添加のドッグフード
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