「アイムス」は「体重管理」「下部尿路の健康維持」といった悩みに合わせた豊富なラインナップを揃えているキャットフードです。
この記事では「アイムス 成猫用 インドアキャット チキン」を、含まれる原材料や成分から徹底評価しています。評価は「子猫(離乳~1歳)」と「成猫(1歳以上)」に分けて、それぞれ100点満点にて行っています。
この記事でまとめたこと
キャットフード「アイムス」を評価

アイムスの総合得点
- 39点(100点中)
内訳 | 得点/配点 | |
---|---|---|
子猫 | 成猫 | |
主原材料 評価 | 10/30点 | 10/30点 |
その他原材料 評価 | 19/40点 | 19/40点 |
合成酸化防止剤使用 | 0/10点 | 0/10点 |
人工添加物使用 | 0/10点 | 0/10点 |
タンパク質33.1%以上含有 | 5/5点 | 5/5点 |
粗脂肪13.6%含有 | 5/5点 | 5/5点 |
合計得点 | 39/100点 | 39/100点 |
主原料の品質が不明確なこと、穀類の使用率も多いことからおすすめできないキャットフードです。
編集部おすすめキャットフード

安全性 | 買いやすさ | コスト |
---|---|---|
100点 | 初回半額 定期購入割引 まとめ買い割引 お試しサービス | 125円 |
※コストは1日あたりの価格を「体重5kgの去勢・避妊済の成猫」を想定して計算しました。
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キャットフード「アイムス」の得点の内訳は?

主原料評価
動物性タンパク質を使用している場合、満点(30点)と評価しています。
本フードの場合、主原料に動物性タンパク源である「肉類(チキン、家禽類、チキンエキス)」を使用していますが、一部の品質面に不安があるため10点となります。
その他原料の評価
原材料表を参考に、全原材料のうち粗悪な原材料が含まれる割合を考慮し、減点しています。粗悪な原材料を1つも使用していない場合、満点(40点)と評価しています。
本フードの場合、粗悪原料である「とうもろこし」「植物性タンパク」「タンパク加水分解物」「大麦」「ビートパルプ」を使用しているため19点となります。
本フードに使用されているすべての原材料と成分表は「アイムスの詳しい原材料と成分一覧は?」にてまとめています。
合成酸化防止剤
不使用の場合、満点(10点)と評価しています。
本フードの場合、合成酸化防止剤である「BHA」「BHT」が使用されているので0点となります。
合成酸化防止剤とは人工的に合成された化学物質のことで、愛猫の体に悪影響を及ぼしかねない危険なものです。
人工添加物(着色料、着香料、発色剤など)
不使用の場合、満点(10点)と評価しています。
本フードの場合、「保存料(ソルビン酸)」が使用されているため0点となります。
猫はにおいで食べ物を判断するため、着色料や発色剤はほとんど意味を成しません。着香料が使われているのも、粗悪な食材をごまかそうとしているためかもしれません。
ほとんどが石油や化学物質でできているので、与え続けると猫の体に悪影響を及ぼす可能性があります。
タンパク質
AAFCO最低基準
- 子猫:30.0%以上
- 成猫:26.0%以上
AAFCOが定めるタンパク質(乾燥重量比)の最低基準を満たしている場合、満点(5点)と評価しています。
本フードの場合「33.1%以上」と、子猫・成猫の各基準を満たしているため、どちらも5点満点となります。
粗脂肪
AAFCO最低基準
- 子猫:9.0%以上
- 成猫:9.0%以上
AAFCOが定める粗脂肪(乾燥重量比)の最低基準を満たしている場合、満点(5点)と評価しています。
本フードの場合「13.6%以上」と、子猫・成猫の各基準を満たしているため、どちらも5点満点となります。
キャットフード「アイムス」の基本情報は?

※赤字で示した部分がペットにとって「好ましくない」といえる原料です。
商品名 | アイムス 成猫用 インドアキャット チキン |
---|---|
分類 | 総合栄養食 |
定価 | 1480円(税込) |
内容量 | 1.5kg(375g×4袋) |
カロリー | 366kcal/100g |
賞味期限 | 開封前:製造から18ヶ月 開封後:1ヶ月 |
生産国 | オーストラリア |
販売元 | マースジャパン |
対応年齢 | 1~6才 |
メイン食材 | 肉類(チキン、家禽類、チキンエキス) |
穀物 | とうもろこし、大麦 |
酸化防止剤 | BHA、BHT |
人工添加物 | ソルビン酸K |
粒の大きさ | 1cm前後 |
問合せ先 | 0800-800-5874 |
配達までの期間 | 1週間程度(Amazon) |
1kgあたりの価格は987円とかなり安いキャットフードです。
キャットフードの安さの秘密や、コスパの良い食品の見抜き方はこちらの記事にまとめています。
キャットフード「アイムス」の詳しい原材料と成分一覧は?

アイムスの原材料
赤字で示した部分がペットにとって「粗悪」といえる原料です。
主原料 | 肉類(チキン、家禽類、チキンエキス) |
---|---|
その他 原材料 | とうもろこし、植物性タンパク、大麦、油脂類(鶏脂)、タンパク加水分解物、食物繊維(ビートパルプ、オリゴ糖)、ユッカ、酵母、レシチン、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D3、E、コリン、ナイアシン、葉酸)、ミネラル類(亜鉛、カリウム、クロライド、鉄、銅、ナトリウム、ヨウ素、リン)、アミノ酸類(タウリン、メチオニン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、クエン酸、BHA、BHT)、保存料(ソルビン酸) |
「オリゴ糖」には便秘を解消する役割が期待されています。愛猫の便臭が気になる方にもおすすめですよ。
うんちが柔らかい愛猫には嬉しい「食物繊維」が含まれています。軟便にオススメのキャットフードとその選び方はこちらの記事で紹介していますよ。
アイムスの成分分析値
成分名 | 成分含有率 | 乾燥重量比 |
---|---|---|
粗タンパク質 | 30.6%以上 | 33.1%以上 |
粗脂肪分 | 12.6%以上 | 13.6%以上 |
粗繊維 | 3.0%以下 | 3.2%以下 |
粗灰分 | 8.0%以下 | 8.6%以下 |
水分 | 7.5%以下 | – |
キャットフード「アイムス」の賞味期限は?

賞味期限
- 開封前:製造から18ヶ月
- 開封後:1ヶ月
キャットフードの賞味期限は、あくまでも目安です。
保管方法によっては記載の賞味期限よりも早く品質の低下が進んでしまうことがあるので、購入後は早めに使い切るようにしてくださいね。
キャットフード「アイムス」の保管方法は?

キャットフードは、封を切った瞬間から湿気を吸収し酸化が始まります。開封後はしっかりと密閉し、空気に触れる時間をできるだけ短くすることがポイントです。
また、温度や湿度の変化も品質低下の原因になります。「直射日光が当たらない」「涼しくて風通しが良い」場所で保管するようにしてくださいね。
詳しい保管方法やおすすめの保存用グッズは、こちらの記事を参考にしてくださいね。
キャットフード「アイムス」の体重ごとの目安給餌量、1日あたりの価格は?

体重 | 目安給餌量 | 1日あたりの価格 |
---|---|---|
1kg | 27g | 29円 |
2kg | 45g | 48円 |
3kg | 61g | 66円 |
4kg | 76g | 81円 |
5kg | 90g | 96円 |
6kg | 103g | 110円 |
7kg | 115g | 123円 |
8kg | 127g | 136円 |
9kg | 139g | 149円 |
10kg | 151g | 161円 |
15kg | 204g | 218円 |
20kg | 253g | 270円 |
30kg | 343g | 366円 |
40kg | 426g | 454円 |
50kg | 503g | 537円 |
目安給餌量は「避妊・去勢済の成猫のカロリー必要量÷本フードのカロリー×100」で算出、1日あたりの価格は「目安給餌量×価格÷内容量」で算出しています。
キャットフードの目安給餌量は、ライフステージや活動量などで計算方法が異なります。愛猫に合った目安給餌量の計算方法などはこちらで紹介しています。
販売会社について

マースジャパン リミテッドは、東京都港区港南に本社を置く企業です。
アメリカ合衆国の食料品会社マースの日本法人として、ペットフードや飲料・スナック菓子などの輸入・販売を行っています。
IAMSのほかに、ペディグリー®、シーザー®、プロマネージ®、カルカン®、シーバ®、ニュートロ™、グリニーズ™などを取り扱っています。
編集部まとめ

主原料は肉類で動物性タンパク質は補えますが品質が不明確です。とうもろこしや大麦をはじめとする穀類もふんだんに使用されているため、おすすめできないキャットフードです。
主原料に含まれる「家禽類」に関して、動物名と使用している部位が不明です。中には原材料表に書かずに粗悪な原料を混ぜこみ、製造コストを抑えている会社もあるため、安心できる表記とはいえません。
また穀類は猫の本来の食事に不要なものであり、アレルギーや便秘の原因にもなります。できる限り穀類の含まれていないキャットフードを選んであげることがおすすめですよ。
愛猫の主食として与えるのであれば、穀類を使用していないキャットフードが理想ですよ。
pepy編集部おすすめのグレインフリーのキャットフードはこちらの記事から確認いただけます。
その他「合成酸化防止剤」や「人工保存料」が使用されている点も不安ですので、主食には選ばないほうが良いという結論です。
「無添加」のキャットフードについてはこちらの記事から詳しい説明を確認いただけます。
今現在キャットフードを探している方は、こちらの記事を是非参考にしてくださいね。
アイムスはリンを含んでいます。リンに期待されるメリット、おすすめの商品はこちらの記事で紹介しています。
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