犬のペット保険、おすすめは?比較のポイントや注意点は?

愛犬がケガや病気をした時の医療費が意外と高額で、びっくりしたことがある方も多いのではないでしょうか。

ペット保険は、高額になることもある医療費の負担を少しでも減らしてくれるありがたい存在として、多くの飼い主さんに認知されてきていますよ。

この記事では、ペット保険の比較ポイントや注意点についてまとめました。ぜひ参考にしてくださいね。

 

犬もペット保険に入る必要はあるの?メリットは?

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ペット保険に入るメリット

  • 医療費の実費を減らせる

愛犬との生活をより充実させたいのであれば、ペット保険に加入することをおすすめします。

保険は万が一の備えですが、ケガをしない保証も病気にならない保証もありません。もしものときにかかる医療費の負担を少なくできるというメリットから考えても、ペット保険を検討して損はないですよ。

 

実例

愛犬がヘルニアを患った場合で考えてみます。

外科手術が必要な場合(症状のグレードによっても異なる)、診察料・レントゲン検査・CT検査・血液検査・麻酔・手術・3泊入院と仮定して計算すると、小型犬でも160,000円を超える値段になります。退院してからも薬代が必要になることを考えると、治療するためには最低20万円は見ておかなければなりませんよ。

ところが、補償が50%のプランの保険に入っていれば、手術費用や入院費、薬などの治療費の半分が補償されます。もちろん限度額はありますが、この場合10万円程度の負担で済むことになるのです。

 

犬のペット保険の選び方は?

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保険会社やプランを選ぶ時のポイントは、保険料・補償内容・補償割合・請求方法・補償期間などを比較することです。

プランによっては通院・入院・手術の1日当たりの限度額や1年の限度回数が異なりますし、他の人や犬・物を壊してしまった場合の治療費や損害賠償金が保証されるものもありますよ。

愛犬の種類や性格も考慮した上で、補償内容と保険料のバランスを考えて選ぶことが大切だといえますね。

 

犬に発症率が高い傷病が補償されているか?

犬に発症率が高い傷病に対して補償がされているかも、ペット保険の重要なポイントです。

ペット保険は故意や過失による事故で発生する傷病は補償対象外です。狂犬病やジステンバー・パルボウイルス・コロナウイルス・フィラリアなどワクチン等で対策可能な病気に関しては、きちんとワクチン接種をしたにも関わらずかかってしまった場合を除き、補償されません。また、股関節形成不全や膝蓋骨脱臼などの先天的・遺伝的疾患も補償されないものがあるので注意が必要です。

保険を検討する時は、犬に多い誤飲や歯科治療・膝蓋骨脱臼などが補償対象になっているかも併せて確認するようにしてくださいね。

 

犬のペット保険加入の際、注意すべきポイントは?加入可能年齢に制限がある?

ペット保険は、加入可能な年齢に制限を設けています。

各保険会社が定めている加入可能年齢を超えると新規に加入することが出来なくなるので注意が必要ですよ。保険会社によっては満7歳11ヶ月まで(アニコム損保)や12歳11ヶ月まで(アイペット損害保険)といった例もありますが、ほとんどの保険でシニア期に入ると新規での加入が難しくなってきます。

老犬になるほど病気にかかるリスクも高くなるので、いざという時のためにも上限年齢になる前に加入しておくと安心ですよ。

 

将来的に保険料がいくらになるのか事前に確認しよう!

ペット保険の保険料は、保険会社や補償内容によって様々です。

ただ、どの保険会社でも年齢が上がるにつれて保険料は段階的に高くなっていきますし、ペットの寿命も延びているので13~15歳くらいまでを目安に試算しておくようにしてくださいね。

 

犬がかかりやすい病気って?

犬がかかりやすい病気としては、「皮膚炎」「外耳炎」「胃腸炎」「腫瘍」「てんかん」「歯周病」などが挙げられます。ケガでは、「誤飲」「骨折」にも気をつけておかなければなりません。

ダックスフンドなど胴の長い犬種では「椎間板ヘルニア」、小型犬では「膝蓋骨脱臼」、大型犬では「股関節形成不全」「胃捻転」など、犬の大きさや種類、年齢によってかかりやすい病気もありますよ。

 

継続できる年齢を確認しよう!

終身継続可能なものがほとんどですが、毎年の更新の際に支払い状況や健康状態に応じて審査を設けているペット保険もあります。

ひとつの疾病にあまりに多く支払っていたり、再発や慢性化する可能性があると判断された場合には継続を断られることがありますよ。

後で慌てることのないように、更新時の審査を設けているか、継続の条件があるかというのをあらかじめ確認しておくことが大切です。

 

犬がペット保険に加入するタイミングは?

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犬をペット保険に加入させるタイミング

  • 子犬を家族に迎え入れた時

家庭や愛犬の状況も異なるためいつ入るべきと断定することはできませんが、子犬を家族として迎え入れた時に保険に加入することをおすすめします。

子犬期は環境の変化などで体調を崩すことも多いですし、好奇心が旺盛なので誤飲などの事故も起こりやすいです。手術が必要になると治療費は高額になりますよ。

もちろん成犬でも加入はできますが、慢性的な持病があったり病気治療中だったりすると断られることも多いため注意してくださいね。

 

犬のおすすめペット保険1「PS保険」

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2016年オリコン日本顧客満足度調査第1位を獲得したペット保険

ペットメディカルサポートの「PS保険」は、保険料の安さでおすすめです。

プランは50%、70%、100%の3種類があり、補償も通院・手術が年間最大20万円ずつ、入院が年間最大60万円となっています。

また、歩行困難になった場合、必要になる車いす費用が最大10万円補償されるという特徴もありますよ。

 

犬のおすすめペット保険2「どうぶつ健保ふぁみりぃ」

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アニコム損保の「どうぶつ健保ふぁみりぃ」もおすすめです。

通院・入院・手術が、50%プランで年間最大20万円ずつ、70%プランでは年間最大28万円ずつの補償となっています。

「どうぶつ健康保険証」があり対応病院の窓口で提示することで補償を受けられるので、面倒な後での請求手続きが必要ないのも嬉しいですね。ペット賠償責任特約や多頭飼い割引もありますよ。

 

愛犬の様子が気になる方はまずは獣医師さんに相談する選択肢も

最近の愛犬の様子になにか不安を感じてペット保険を検討されている方は、ペット保険の検討と同時にその症状を獣医師さんに相談することも大切です。

 

愛犬に最適な保険を選んであげよう!

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ペットを飼う人の増加に伴い、ペット保険も充実してきています。

選択肢が増えた分、人間の保険選びと同じようにどれを選べばいいのか迷ってしまうことも多いと思いますが、検討中の方は今回ご紹介したポイントを参考にしてみてくださいね。

いざという時に愛犬に最良の治療を受けさせてあげるためにも、ペット保険に入っておくと安心ですよ。

ペット保険はなぜ必要なのかについて詳しくまとめた記事はこちらです。