タスマニアデビルはどこに住んでるの?動物園で会える?餌は?

タスマニアデビルはフクロネコ科に属する肉食有袋類です。悪魔のような姿を連想させますが、実際は子熊のようなかわいい見た目をしています。「デビル」という名前の由来は、夜行性で動物の死肉を食べること、気性が荒く恐ろしい鳴き声をしていることだと言われています。別名「フクログマ」とも呼ばれることもありますよ。

この記事では、タスマニアデビルの分布や会える動物園、エサなどについてまとめました。

 

タスマニアデビルはどこに住んでいる?分布は?

タスマニアデビル1
分布域タスマニア島
生息域沿岸
山岳部
草原

タスマニアデビルはオーストラリア南東に位置する、タスマニア島でのみ見れる、珍しい動物です。

沿岸や山岳部、草原など広範囲にわたって生息していますよ。

 

タスマニアデビルは動物園で会える?

タスマニアデビル2

日本でタスマニアデビルに会うことのできる動物園

  • 多摩動物公園(東京都)

日本で唯一タスマニアデビルに会えるのが、東京都にある「多摩動物公園」です。タスマニア州政府の行っている「セイブ・ザ・タスマニアデビル・プログラム」の一環として、メスのタスマニアデビル2頭が来園し、2016年6月から公開されています。
アジア地域でタスマニアデビルを見ることができるのは「多摩動物公園」だけですよ。

海外では、シドニーにある「タロンガ動物園(Taronga Zoo)」、「フェザーデール・ワイルドライフ・パーク(Feathewdale Wildlife Park)」、メルボルンの「ヒールズビル自然公園(Healesville Sanctuary)」、アデレードの「モナート動物園(Monarto Zoo)」などとオーストラリアでは多くの動物園で飼育されています。他にもアメリカの「セントルイス動物園(Saint Louis Zoo)」、「サンディエゴ動物園(San Diego Zoo)」などで会うことができますよ。

 

タスマニアデビルの餌は?何を食べる?

タスマニアデビル4

 

  • 哺乳類
  • 鳥類
  • 昆虫

動物園では、骨が付いたままの肉を与えています。小型の鳥は丸ごと、大きな動物の肉は適当な大きさにしてエサにしています。

タスマニアデビルは肉食で、基本的にはどんな肉でも食べます。強いあごでかみくだき、皮から骨まで全て食べてしまいます。小型哺乳類や鳥類、昆虫などを捕まえて食べることもありますが、「死肉」をよく食べることでも知られています。これは結果的に死がいを掃除することになり、食物連鎖の中でも大きな役割を果たしているといえますね。

 

深刻な伝染病?

タスマニアデビル3

タスマニアデビルは現在絶滅の危機にあるといわれています。交通事故なども一因ですが、最大の原因はDFTD(デビル顔面腫瘍性疾患)と呼ばれる病気によるものです。伝染性の悪性腫瘍で、発症すると半年ほどで死亡してしまいます。気性の荒いタスマニアデビルは、エサの取り合いの時にかみ合うことも多く、傷口から伝染してしまいます。現在までに、この病気によってタスマニアデビルの60%がいなくなってしまいました。大学などの機関では詳しい研究も行われています。

州政府をあげての保護活動も行われており、多摩動物園にやって来たのもタスマニアデビルを世間に知ってもらう活動の一環です。展示スペースには解説パネルも設置されているため、2匹の可愛らしい姿を見るとともに、タスマニアデビルの現状について学ぶこともできますよ。