バーバリマカクはどこに住んでるの?動物園で会える?餌は?

バーバリマカクは、オナガザル科の霊長類で、ニホンザルと同じマカク属に分類されます。ほとんどのマカクの仲間がアジアに分布するのに対して、唯一アフリカ大陸にすむのがバーバリマカクです。

体長は45-60㎝程で、尾はとても短くほとんどないように見えます。そのため、「バーバリーエイプ」(エイプは尾のない猿を指します)と呼ばれることもあります。

この記事では、バーバリマカクの生息地や会うことのできる動物園、餌についてまとめました。

 

バーバリマカクはどこに住んでいる?分布は?

バーバリマカク4
分布域アフリカ大陸西北端
ジブラルタル
生息域針葉樹林
岩山
渓谷
雑木林

バーバリマカクは、アルジェリア北部からモロッコにかけてのアフリカ大陸西北端に分布しています。

この地域はヨーロッパにも近く、バーバリマカクはイギリス領ジブラルタルにも移入しています。ジブラルタルでは野生化しているものの、政府による個体数管理も行われていますよ。

バーバリマカクの生息地は、標高1,000~2,500mの高地にある杉やオークなどの「針葉樹林」や「岩山」、「渓谷」が主ですが、沿岸部の「雑木林」にも生息しています。

 

バーバリマカクは動物園で会える?

バーバリマカク1

国内でバーバリマカクに会える動物園

  • 日本モンキーセンター(愛知県)

国内でバーバリマカクに会えるのは、愛知県犬山市にある「日本モンキーセンター」です。他のマカクとは別で「アフリカ館」に展示されていますよ。

海外では、イギリスの「エディンバラ動物園(Edinburgh Zoo)」、スペインの「バルセロナ動物園(Zoo de Barcelona)」、オーストリアの「ウィーン・シェーンブルン動物園(Tiergarten Schonbrunn)」、各地の動物園でバーバリマカクに会うことができます。

ジブラルタルでは野生のバーバリマカクが観光資源になっているため、町中で見ることもできますよ。

 

バーバリマカクの餌は?何を食べる?

バーバリマカク4
飼育下での餌果実類
野菜類
野生下での餌植物性の餌
虫類
両生類

飼育下では、主なエサとして果実類や野菜類を与えていることが多いです。

野生下では、基本的に果実や花、木の葉、皮、芽、種子、球根といった「植物性」の餌を食べますが、「昆虫」や「クモ」、カエルなどの「両生類」も食べることがあります。雑食性で、食べる餌は季節によって様々ですよ。

行動範囲が広く、果実や葉、花は樹上で、球根や木の皮、昆虫は地上で採餌します。

 

個体数は減少している?

バーバリマカク

自然生息地である北アフリカのバーバリマカクは、伐採による生息地の減少によって、レッドリストでも絶滅危惧種(EN)に指定されています。

反対に、人の手によって移入され野生化したジブラルタルでは個体数は増加し、観光の目玉となっています。観光客による餌やりは禁止されているものの、餌をあげてしまう人がいるようです。その結果、食べ物を持っていて襲われる観光客も出ているようです。

身近に見ることができるのでおすすめですが、観光の際は餌やりには注意してくださいね。