猫のキャリーバッグ、種類や特徴、選び方まとめ

猫を連れて移動をする場合、キャリーバッグは必須アイテムです。安全でスムーズに移動をするためにも、猫にあったキャリーバッグを選んであげたいですね。

この記事では猫のキャリーバッグの選び方や選ぶときのポイントについてまとめました。

 

猫のキャリーバッグとは?

猫 ケージ
キャリーとは、猫を持ち運ぶためのカゴ状のいれものです。キャリーバッグやキャリーケースと呼ばれることもあります。

あらゆる素材、形状、デザインのものがありますよね。

 

猫のキャリーバッグにはどんな種類があるの?

キャリーには様々な種類がありますが、代表的なのは「プラスチックケース」「布製バッグ」「カート式キャリー」の3つです。

それぞれにハンドル式、肩掛け式、リュック型などのタイプがあります。

猫の体重や性格、移動する際の目的地や期間にあわせて、適切なキャリーを選んであげてください。

 

猫のキャリーバッグの選び方!プラスチックケースの特徴は?

猫_袋

プラスチックケースの特徴は「型崩れしない丈夫な素材」です。

空輸のときに使う箱タイプや、丸い形をしたカワイイゆりかごタイプ、かまぼこ形のハウスタイプなどがあります。

ベッド代わりに使える上部の取り外しが可能なものもありますよ。鍵がかけられたり、おしっこやうんちをした際に清掃がしやすかったり、機能面で工夫されたものも多いです。

プラスチック素材は底が滑りやすいので、猫を入れて運ぶ際にはタオルなどを敷き詰めてあげてください。プラスチックのキャリーバッグは、3,000円前後から購入できますよ。移動が多い方におすすめです。

 

猫のキャリーバッグの選び方!布製バッグの特徴は?

布製のキャリーバッグは防水性の高い、柔らかい素材でできています。多少キャリーが揺れても側面がやわらかいので、猫を傷つける心配はほとんどありません。

とても軽くて運びやすいのもメリットの1つです。布製バッグはデザイン性が高く、おしゃれなものが多くて選ぶのが楽しいですよ。

注意点は扉部分のファスナーの開け閉めです。長い毛の猫を入れるときには、毛をファスナーに巻き込まないよう気をつけてくださいね。また布製バッグは、中でおしっこやうんちをしたときには汚れが落ちにくい点があります。

値段はおよそ3,000円〜5,000円で、ブランド品だと10,000円以上のものもあります。短い時間の移動が多い方や小さい短毛の猫を飼われている方におすすめです。

 

猫のキャリーバッグの選び方!カート式キャリーの特徴は?

猫を連れて散歩に出かけたい飼い主さんは、カート式キャリーを使う方が多いようです。

全体が厚い布で覆われたものや、部分的にメッシュ素材が使われているもの、視認性や通気性に優れているものがあります。大きい猫や、体が重い猫を運ぶにはカート式キャリーがオススメです。

値段の目安は5,000円〜10,000円程度です。

 

非常用キャリーも持っておくと安心

ペルシャ猫

以上3つの代表的なキャリーとは別に、災害時に猫と必要なものを一度に運べる非常用キャリーもあります。

通常のキャリーの機能に加え、フードや水、器など、数日間は困らない必要最低限のものが収納できるポケットが付いています。万が一に備えておくと安心ですよね。

非常用の餌や水が備え付けられたキャリーは10,000円〜15,000円程度で購入できます。

 

目的にあわせてキャリーを選ぼう

猫 肥満 草原

様々なタイプのキャリーがありますが、行き先や目的、猫のライフステージに合わせて数年に一度変えてあげるのがオススメです。

ネット通販はより多くの種類が選べて便利ですが、大きすぎたり、小さすぎたりというトラブルを避けるためにサイズをよく確認してから購入するようにしてくださいね。

店舗で買いたい場合は、ペットショップやホームセンターで販売されています。