アヌビスヒヒはオナガザル科のヒヒの仲間で、別名「ドグエラヒヒ」とも言います。また大人の体毛はオリーブ色をしているため、「オリーブバブーン」とも呼ばれますよ。
昼行性で、群れを作ってサバンナを移動しながら生活していますよ。
この記事では、アヌビスヒヒの生息地や会うことのできる動物園、餌についてまとめました。
この記事でまとめたこと
アヌビスヒヒはどこに住んでいる?分布は?
分布域 | アフリカ大陸 |
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生息域 | サバンナ |
アヌビスヒヒはアフリカ大陸のサハラ砂漠以南の赤道付近に分布しています。マリ、ブルキナファソ、シエラレオネ、ウガンダ、中央アフリカ、ケニア、スーダン、エチオピア、タンザニアとアフリカ大陸を横断するように横に広く分布しています。
主にサバンナに生息しています。
アヌビスヒヒは動物園で会える?
日本でアヌビスヒヒに会える動物園
- 日本モンキーセンター(愛知県)
- 広島市安佐動物公園(広島県)
- 浜松市動物園(静岡県)
- 札幌市丸山動物園(北海道)
日本の動物園では、愛知県の「日本モンキーセンター」、広島県の「広島市安佐動物公園」、静岡県の「浜松市動物園」、北海道の「札幌市丸山動物園」などでアヌビスヒヒに会うことができますよ。
海外では、カナダ最大の動物園である「トロント動物園(Toronto Zoo)」、チェコの「ブルノ動物園(Zoo Brno)」、エジプトカイロにある「ギザ動物園(Giza Zoo)」、台湾の「台北市立動物園(Taipei Zoo)」など、世界各地の動物園でアヌビスヒヒが飼育されています。
アヌビスヒヒの餌は?何を食べる?
餌
- 果実
- 根・葉
- 昆虫
動物園などの飼育下では、リンゴ、人参、サツマイモ、バナナ、青菜、パンを与えることが多いです。
アヌビスヒヒは雑食性で、野生下では主に果実、根、葉、塊茎、草、昆虫などを食べていますが、野ウサギなど小型哺乳類を食べることもあります。
アヌビスヒヒの名前の由来は?
アヌビスヒヒは、顔が黒く鼻がエジプトの「アビヌス神」に似ていることから名づけられました。別名の「ドグエラヒヒ」も「犬のようなヒヒ」という意味ですが、犬に似ているのは顔だけではありません。アビヌスヒヒは鳴き声も犬のようで、「ワン」と鳴きます。動物園に行った際にはぜひ確かめてみてくださいね。