ペンギンまとめ!大きさや特徴、生態は?

よちよち歩く姿が微笑ましく、水族館でも大人気のペンギン。

最近ではペンギンが散歩している姿を公開している水族館も多く、我々を楽しませてくれています。

この記事は、ペンギンの大きさや特徴、生態についてまとめました。ぜひ参考にしてくださいね。

 

ペンギンってどんな動物?

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現在のペンギンは6属18種ですが、昔はもっと多くの種類が存在していました。

最古のペンギンは今より鳥らしい姿をしており、その化石から空を飛んでいたということが分かっていますよ。

 

人間との関わり

ペンギンが人間に認知されたのは、西洋世界においては大航海時代だといわれています。

日本では一部の蘭学者の間で江戸時代後期に知られてはいたものの、世間一般にも知られるようになったのは明治後期に行われた南極探検以降ですよ。

 

ペンギンの大きさや特徴は?

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ペンギンの大きさ 体高: 40~130cm
体重: 1~45kg
ペンギンの特徴 脂肪の多い体型
黒と白のツートンカラー

ペンギンの大きさは、体高40~130cm・体重1~45kgほどです。

現生のペンギンの中で最も小型なのが「コガタペンギン」で体長40cm・体重1kgほど、最も大型なのが「コウテイペンギン」で体長100~130cm・体重45kgです。9歳男児の平均身長が約130cmということを考えると「コウテイペンギン」がいかに大きいかがわかりますね。

ちなみに、今は絶滅してしまいましたが、「ノルデンショルトジャイアントペンギン」や「ジャイアントペンギン」はさらに大型で、成人男性と同じくらいの大きさ(150~170cm)をしていましたよ。

 

ペンギンの特徴

ペンギンは、過酷な環境に耐えられるように皮膚の下に十分な脂肪を蓄えています。体脂肪率は40~50%といわれていますよ。

また、体色が黒と白のツートンカラーになっているというのも特徴的ですね。上空や海中からペンギンを狙う敵にとって見えにくいという保護色的な役割を果たしています。

 

ペンギンの生態は?

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生態

  • 移動手段
  • 水中を飛ぶように餌を捕食
  • 子育て方法

ペンギンの生態は大きく分けて「移動手段」「水中を飛ぶように餌を捕食」「子育て方法」の3つです。

 

移動手段

フリッパー(ひれ)でバランスを取りながらヨチヨチと歩く姿が可愛いらしいペンギンですが、「トボガン」と呼ばれる移動方法も使います。

「トボガン」とは、腹ばいになった状態で雪面や砂浜を滑ることで、動物園などでも見ることが出来ますよ。

 

水中を飛ぶように餌を捕食

ペンギンは水中を猛スピードで巧みに泳ぎながら、アジやイワシなどの魚類を捕食します。水中を華麗に泳ぐ様は「水中を飛ぶ鳥」という表現がピッタリですよ。

時速10kmともいわれる速度を可能としているのが、短い足ですね。もともと足は長かったのですが、水中での抵抗を減らすために足を折りたたみ続けた結果、今のような体の中に足が折りこまれた骨格に進化しました。

 

子育て方法

数いるペンギンの中でも「コウテイペンギン」の子育ては、世界で最も過酷だといわれています。

オスは、地吹雪が吹き荒れて-60℃にもなる冬の氷原上で身を寄せ合いながら抱卵を続けますよ。卵が孵化するまでの約65日間、ほぼ絶食状態で卵を温め続けるのです。

 

ペンギンの散歩を見てみよう!

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北海道にある旭山動物園では、今年(2016年)も12月10日からペンギンの散歩が実施されています。

もともと冬場の運動不足解消が目的で始められたものですが、ヨチヨチながらも一生懸命に歩く姿が可愛らしいと幅広い年齢の方に大人気ですよ。

冬場に北海道に行く機会があれば、ぜひ間近で見てみてくださいね。