人間が親しみを感じやすい動物と言われているイルカ。イルカショーなどでも馴染み深いですよね。
イルカと触れ合うと心が休まることからアニマルセラピーの現場でも活躍し、多くの人の心を癒していますよ。
この記事ではイルカの生息地や、会える場所、餌などについてまとめました。ぜひ参考にしてくださいね。
イルカはどこに住んでいる?分布は
イルカの多くは、海に生息しています。
ただ、カワイルカ類のように淡水である川に生息する種類や、汽水域(川が海に淡水を注ぎ入れている河口部)を行き来する種類もいますよ。
最もよく知られている「バンドウイルカ」は、北極や南極などの海域を除いた世界の温帯~亜熱帯・熱帯海域に広く分布しています。
日本で野生のイルカにで合える場所は?
日本では、「小笠原諸島」「七尾湾」「早崎海峡」などで野生のイルカに出会えます。
小笠原諸島では、クルーズ船に乗って近海のイルカを眺める事ができますよ。
石川県能登島の七尾湾には数年前から野生のミナミバンドウイルカが姿を現していますし、長崎県島原の早崎海峡では1年を通してイルカに会うことができます。そのほか、熊本県天草市の沖合にもミナミバンドウイルカが生息していますよ。
イルカは水族館で会える?
関東近郊でイルカに会える水族館
- アクアパーク品川(東京都)
- しながわ水族館(東京都)
- エプソン品川アクアスタジアム(東京都)
- 新江ノ島水族館(神奈川県)
- 八景島シーパラダイス(神奈川県)
- ドルフィンファンタジー(静岡県)
関東近郊でイルカに会える水族館は、「アクアパーク品川」「しながわ水族館」「エプソン品川アクアスタジアム」「新江ノ島水族館」「八景島シーパラダイス」「ドルフィンファンタジー」などがあります。
数ある中でも、横浜にある八景島シーパラダイスや静岡県伊東市にあるドルフィンファンタジーはイルカと触れ合うことができますよ。
横浜八景島シーパラダイスでは「イルカのごはんタイム」というスペシャルプログラム(8/18~11/30)があり、5人乗りボートに乗って近くを泳ぐイルカにエサやり体験をすることができます。
また、静岡県伊東市にある「ドルフィンファンタジー」ではイルカと触れ合えるプログラムだけでなく、イルカと一緒に泳ぐコースも用意されていますよ。
海外でイルカに会える場所
海外でイルカに会える場所としては、ハワイのオアフ島にある「シーライフパーク」が有名です。
シーライフパーク・ハワイでは直接イルカと触れ合ったり、一緒に泳いだり、調教を体験したりすることができるので年齢を問わず幅広い人気がありますよ。
そのほか、浅瀬に住むハラジロカマイルカと泳げるニュージーランドの「カイコウラ」なども有名ですね。
イルカの餌は?何を食べる?
餌
- 鯖などの魚類
- イカ
動物園や水族館で飼育されているイルカの餌は、安定して手に入る「鯖」などを中心に「イカ」や「トビウオ」「シシャモ」などの魚類です。
寄生虫対策のため、一度冷凍したものを解凍し食べやすい大きさに切って与えていますよ。
野生化での餌は?
野生下でのイルカの主食は「小さい魚類」ですが、「イカ」などの頭足類や「カニ」などの甲殻類も食べます。
鋭く尖った歯は餌となる生物を捕獲するには最適ですが、咀嚼には適していないので丸呑みしますよ。
餌となる魚類の群に出会ったら、団体で行動して捕食活動を行います。単体の場合には海底近くの生物を捕食することも多く、尾びれを用いて魚を殴打して気絶させた後でその魚を食べることもありますよ。
イルカと触れ合って身も心も癒やされよう!
イルカは、人懐っこい性格をしているので、ドルフィンウォッチングはもちろん、一緒に泳いだりしても楽しいですよ。
イルカと触れ合える体験ができる施設は、日本だけでなく世界中にあるので機会に恵まれた時はぜひイルカと触れ合ってみてくださいね。