おすすめなグッピーの種類、国産・外国産の特徴の違いは?

グッピーは飼いやすい熱帯魚なので初心者にもおすすめですが、熱帯魚ショップでは「国産」と「外国産」で分けて販売されています。

どちらも同じグッピーの仲間ですが、それぞれ特徴が違い、長所や注意が必要な点があります。この記事では国産、外国産グッピーそれぞれについて特徴の違いをまとめました。

 

グッピーは飼育しやすい?注意点は?

グッピー

 

飼育の注意点

  • 水質の管理
  • 水流
  • 増えすぎ

グッピーは水質の急激な変化や悪化に強く、初心者の方にも飼育しやすい熱帯魚です。見た目が綺麗で混泳もさせやすいため多くの飼い主さんが飼育しています。

グッピーは繁殖力の高い熱帯魚としても有名です。「ミリオンフィッシュ」といわれるほどで、熱帯魚ショップではオスメスペアで販売していることがほとんどです。簡単に繁殖させることができます。

飼育の際の注意点は大きく分けて以下の3つです。

 

水質の管理

水質変化に強いイメージがあるので、メンテナンスを怠る飼い主さんが多いです。定期的な「水換え」や濾過フィルターのメンテナンスはグッピーといえど必要ですよ。

水質の悪化は感染症や病気の悪化を招きます。

 

水流

グッピーの大きなヒレは人工的に改良されたものです。見た目重視で改良されたヒレなので泳義が上手ではありません。水流が強すぎると上手く泳げず、ヒレを傷つけてストレスを溜める原因ともなります。

そのためろ過フィルターの出水パイプなど、水流の発生原因になる器具の「向き」に気をつけてくださいね。

 

増えすぎ

グッピーは繁殖力が高すぎるため、予定していた稚魚の数を大幅に超えて増えることもあります。あまりに大量の稚魚は飼いきれなくなりますし、水槽内が過密すぎて水質が悪化しやすくもなります。

 

国産のグッピー、種類と飼育のしやすさは?

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種類 国産グッピー
価格 1000円以上(1ペア)
ヒレの特徴 長くて大きい

国産グッピーは「日本」で養殖されて「日本」で販売されているグッピーのことを指します。

価格は外国産と比べると高く、1ペア1000円以上が相場です。外見は美しさにこだわって作られており、色彩の華やかさや大きくて長いヒレが特徴的です。

国産と外国産のグッピーを混泳させることはオススメできません。外国産グッピーは国産グッピーの持たない病原菌を持っている可能性があるため、高額な国産グッピーが感染症にかかってしまうことがあるからです。

 

外国産のグッピー、種類と飼育のしやすさは?

グッピー
種類 外国産グッピー
価格 1000円(5ペア)
ヒレの特徴 短くて色とりどり

外国産グッピーは東南アジアなど「外国」で養殖されて「日本」で販売されているグッピーのことを指します。

値段は国産と比べると安く、5ペア10匹で1000円程度です。外見は国産グッピーと比べてヒレが短めで、赤、青、黄色などの色が混ざりあっている個体が多いです。

外国産グッピーは海外から輸入されるため、移動時にストレスを溜め込んでいることがあります。また海外の養殖場の水質は、日本の水とは異なる水質なので、日本の水での飼育に慣れない場合もあります。

どちらも寿命が短くなる原因ですよ。

 

国産と外国産は混泳禁止!

グッピー

国産グッピーは値段こそ高いですが日本の水で育っているため飼育しやすく病気にもかかりにくいため初心者の方は国産グッピーを飼うことがおすすめですよ。

もし外国産を飼う場合には、国産グッピーとは混泳させず「外国産の個体だけ」で飼育するようにしてくださいね。