人間と同じように、猫にも食物アレルギーが存在します。
普段何げなく食べさせているキャットフードがアレルギーの原因になることもあるので、発症してから慌てないように事前に知識を身につけておくことをおすすめします。
この記事ではキャットフードに含まれる、アレルギーを引き起こす原料やその症状、発症時の対策についてまとめました。
この記事でまとめたこと
魚肉ベースのおすすめキャットフード:モグニャン

主原料 | 白身魚 |
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穀物 | 不使用 |
合成添加物 | 不使用 |
賞味期限 | 開封後3ヶ月 |
内容量 | 1.5kg |
価格 | 通常:3960円(税抜) 定期:3564円(税抜) |
モグニャンは主原料に白身魚が65%使用されています。魚はチキンや鴨肉、馬肉と比べてアレルギーが出にくいという特徴がありますよ。
またアレルギーの原因になる「着色料」や「人工調味料」などの添加物も一切使用せず、自然に近い食材だけを厳選して使っています。
また、消化しにくくアレルギーを起こしやすいといわれる「小麦」「とうもろこし」といった穀物も一切使用していないグレインフリーなので、アレルギー対策のフードとしておすすめですよ。
もちろん、タンパク質豊富で、健康をサポートするリンゴやカボチャ、尿路結石ケアをサポートするビタミンCたっぷりのクランベリーなども配合され、バランスよく栄養を摂取することができるキャットフードとなっていますよ。
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詳しくは、「モグニャン公式サイト」をご確認ください。
モグニャンについてさらに詳しくまとめた記事はこちらです。
魚肉を使用したキャットフードを比較したい方にはこちらの記事がおすすめです。
鶏肉ベースのおすすめキャットフード:カナガン

主原料 | チキン |
---|---|
穀物 | 不使用 |
合成添加物 | 不使用 |
賞味期限 | 開封後3ヶ月 |
内容量 | 1.5kg |
価格 | 通常:3960円(税抜) 定期:3564円(税抜) |
カナガンキャットフードの主原料はチキンで、「乾燥チキン」や「骨抜きチキン生肉」が使用されています。
チキンは猫が必要とする動物性タンパク質がたっぷり含まれているだけではなく「ビタミン」や健康を維持・サポートする「セレン」が豊富です。
健康維持にオススメのキャットフードとその理由はこちらの記事から確認できます。
また、アレルギーの原因になる人工添加物や「トウモロコシ」「小麦」「大麦」などの穀物も使用していないグレインフリーなので、アレルギー対策のフードとして高く評価できますよ。
カナガンの商品詳細はこちらの記事にまとめています。
鶏肉を使用したキャットフードを比較したい方にはこちらの記事がおすすめです。
羊肉ベースのおすすめキャットフード:アカナ

主原料 | ラム肉(羊肉) |
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穀物 | 不使用 |
合成添加物 | 不使用 |
賞味期限 | 開封後3ヶ月 |
内容量 | 2.27kg |
価格 | 5940円(税込) |
アカナ グラスランドはラム・鴨肉・魚・全卵といった動物性原材料を70%も使用しており、効率よく動物性たんぱく質を摂取できるキャットフードです。
主原料に使われているラム肉は、高タンパク低カロリーでとてもヘルシーです。L-カルニチンを多く含み、脂肪燃焼や抗酸化作用も期待できるので、ダイエット中の猫にもおすすめです。鉄分やミネラルなどの栄養も豊富に含まれていますよ。
ひよこ豆は、ビタミン・ミネラルのほか、食物繊維も豊富に含まれており、腸内環境を整え排泄を促す作用があるといわれています。
またアレルギーの原因になる穀類も使用していないグレインフリーなので、安心して与えることができますよ。
ラム肉を使用したキャットフードを比較したい方にはこちらの記事がおすすめです。
鹿肉ベースのおすすめキャットフード:クプレラ

主原料 | 鹿肉(ベニソン) |
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穀物 | 不使用 |
合成添加物 | 不使用 |
賞味期限 | 開封後3ヶ月 |
内容量 | 1.81kg |
価格 | 4406円(税込) |
クプレラのべニソン&スイートポテトは、主原料に鹿肉を使用したフードです。
鹿肉は肉類の中でも脂質が少なく低カロリーで、鉄、ビタミンB1、B2を豊富に含んでいます。
ビタミンやミネラルを含むさつまいもや、健康な毎日に欠かせないオメガ3脂肪酸であるEPA・DHAも豊富に含む魚や種子を豊富に配合されており、バランスのいいレシピとなっていますよ。
アレルギーを引き起こしやすいトウモロコシや米などの穀類も一切使用していないグレインフリーなので、アレルギー対策のキャットフードをお探しの飼い主さんはぜひ検討してみてくださいね。
鹿肉を使用したキャットフードを比較したい方にはこちらの記事がおすすめです。
七面鳥肉ベースのおすすめキャットフード:ナウフレッシュ

主原料 | 骨抜き七面鳥(ターキー) |
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穀物 | 不使用 |
合成添加物 | 不使用 |
賞味期限 | 開封後3ヶ月 |
内容量 | 227g |
価格 | 782円(税込) |
ナウフレッシュは主原料に新鮮な七面鳥を使用した、栄養バランスに優れたキャットフードです。
七面鳥はチキンよりも脂肪分が低く、アレルゲンになりにくいという特徴がありますよ。
その他サーモンや鴨肉、ココナッツオイル、キャノラ油由来の新鮮なオメガ3&6脂肪酸、消化を助けるプレバイオティクス、プロバイオティクスが配合され、愛猫の健康をいろいろな面からサポートしてくれます。
もちろん着色料や添加物・合成酸化防止剤なども使われていないため、安全性も抜群。穀類も使用していないグレインフリーなので、安心して与えることができますよ。
ただし対応年齢は1〜7歳までの成猫向けなので、シニア期に入ったらキャットフードを切り替えるようにしてくださいね。
七面鳥を使用したキャットフードを比較したい方はこちらの記事がおすすめです。
猫がアレルギーになる理由は?

原因
- ノミ
- ダニ
- 食べ物
- 花粉
- ハウスダスト
アレルゲンが体に入ることでアレルギー症状が表れます。アレルゲンにはノミやダニ、食べ物、金属やプラスチック、カーペット、花粉やハウスダストなど様々な物が考えられます。
食物アレルギー
猫が食物アレルギーを引き起こしてしまうのは免疫機能が食材に含まれている特定の成分に反応するからです。本来は身体を守るはずの免疫反応が逆に害を与えてしまうかたちで反応してしまいます。
主な食物アレルギーの原因はタンパク質や乳製品、穀物です。ドイツのミュンヘンにあるルートヴィヒ・マクシミリアン大学の2015年の研究結果によると特に牛肉や魚がアレルギーを起こしやすいようです。
またキャットフードに含まれる合成着色料や人工飼料、合成酸化防止剤を摂り続けると、猫の肝臓や腎臓、甲状腺機能を弱らせてしまいます。肝臓や腎臓の機能低下により免疫力も低下し食物アレルギーを発症しやすくなります。
最近の報告では同じ種類のキャットフードや食べ物を食べ続けた結果、食物アレルギーになってしまったというケースもあります。
出典:Ralf S. Mueller,Thierry Olivry,Pascal Prélaud「common food allergen sources in dogs and cats」
アレルギーに気をつけたいキャットフードの原材料は?

食事アレルギーを引き起こす原料
- 穀物
- 合成添加物
- タンパク質
キャットフードに含まれる原料の中でアレルギーの原因となる物質は、「穀物」「合成添加物」「タンパク質」の3つです。
穀物
穀物は安価なキャットフードに多く含まれている、代表的なアレルゲンの一つです。
愛猫のためにも、アレルギー発症のリスクが高いとされている「小麦」や「トウモロコシ」を使っているフードは避けてあげてくださいね。
合成添加物
合成添加物が含まれた食品を食べ続けることで免疫機能が低下し、いままで平気だった食品でもアレルギーを発症することもあります。
タンパク質
アレルギーは、タンパク質が十分に消化されていないままの状態で体内に吸収されることで発症します。
本来であれば、胃腸で消化されペプチドになり、さらにアミノ酸に分解されてから小腸で吸収されます。しかし、体質的に特定のたんぱく質を分解できない子や老衰などで胃腸機能が弱っている場合にはアレルギーを発症してしまうことがあるのです。
「牛肉」「鶏肉」「豚肉」「乳製品」「卵」などの食品に含まれるタンパク質は、全てがアレルギーの原因(アレルゲン)になる可能性があります。肉や乳製品以外だと、炭水化物にも5~10%程度のたんぱく質が含まれているので、注意が必要ですよ。
その他注意したい食材
アレルギーの発症と直接関わりがあるわけではないですが、玉ねぎ・白ねぎ・ニラなどの「ネギ類」、「にんにく・らっきょう」「ほうれん草」「カカオ類」「アボカド」「ブドウ・レーズン」「アワビ・サザエなどの貝類」などは猫にとって有害になります。
間違って与えないように注意してくださいね。
キャットフードでアレルギーを発症、症状は?

アレルギーの症状
- 体の痒み
- 皮膚炎
- 下痢や嘔吐
- アナフィラキシーショック
食物アレルギーでよく見られる症状は、「体の痒み」「皮膚炎」「下痢や嘔吐」「アナフィラキシーショック」の4つです。
アレルギー物質である食材を食べたことによって消化器官で炎症が起きると「嘔吐」や「長引く下痢」になります。体の外に症状が出ると「皮膚炎」になります。
アナフィラキシーショックは、体内にアレルゲンが侵入したときに起こる激しいアレルギー反応のことで、急性と発疹の2種類があります。
急性は数分から30分で起こり、ショック状態となるとても危険な状態です。死に至ることもあります。
発疹の場合は命にかかわることは滅多にないですが、激しいかゆみに襲われます。
もし、食事をしてから数時間後に「お腹がゴロゴロする」「痒がっている」「目や口元が赤くなる」などの兆候が見られたら食物アレルギーが疑われます。普段与えているフードを持って、病院で検査を受けるようにしてくださいね。
キャットフードが猫の体調に及ぼす影響についての記事はこちらにまとめています。
キャットフードでアレルギーが発症、対策は?

アレルギー対策フードの基準
- 肉の種類
- 良質な動物性タンパク質
- 穀物不使用
- 合成添加物不使用
キャットフードを食べて愛猫にアレルギーが出てしまったら、フードを変更することを考えてください。
「肉の種類」「良質な動物性タンパク質」「穀物不使用」「合成添加物不使用」の4つを基準に、愛猫に最適なフードを選んであげることが大切です。
最近では、アレルゲンの可能性がある食材不使用・タンパク質を消化吸収しやすいように加工した低アレルギーフードやアレルギー対応食も販売されていますよ。
肉の種類
キャットフードに使われている肉が、アレルギーの原因になっている場合があります。
鶏肉や牛肉が主原料のフードを食べてアレルギー症状が出てしまったら、アレルギーが出にくいとされているラム肉などのフードに変更してみてください。低アレルギーの魚を主原料に使っているフードに変更してみるのもおすすめです。
良質な動物性タンパク質
原材料に粗悪な肉を使用しているフードは、添加物などがたくさん使われているので愛猫の体にとって害になります。
消化も悪くアレルギー症状の原因にもなるので、消化吸収に優れる良質な肉原材料を使用しているフードを選んであげてください。
穀物不使用
穀物の摂取は、猫がアレルギーを発症する原因の1つと考えられています。
小麦やトウモロコシなどの穀類を含むフードを与えていると、アレルギー発症のリスクが高まるので注意してください。
愛猫をアレルギーで苦しませないためにも、穀物を使用していないグレインフリーのフードに変更することを強くおすすめします。
合成添加物不使用に変更する
キャットフードに酸化防止剤や人工着色料などが使用されていると、アレルギーを発症する原因にもなります。
BHA・BHTなどの酸化防止剤や着色料を多く使用しているフードを避け、無添加のフードを選んであげることが大切です。
キャットフードのアレルギー発症を避けたい、対策法は?

アレルギーの対策法
- リンパ球反応検査(血液検査)
- バイオプシー検査
アレルゲンが特定できたら、その食材を使っているフードを与えないようすることで、アレルギーの再発するリスクを減らすことができます。キャットフードを選ぶときも、飼い主さんは原材料をチェックするだけで大丈夫です。
「リンパ球反応検査(血液検査)」や「バイオプシー検査」をすることで、猫のアレルゲンを特定することもできます。以前に比べて精度が高くなっているので、愛猫のためにもぜひ検査を受けさせてあげてください。
アレルギー対策は適切なキャットフード選びから!

食物アレルギーは完治することがないので、発症してしまうと食事の管理や適切な薬物投与などによる対症療法を生涯にわたって行わなければなりません。
猫は大切な家族の一員。自分のことのように食事管理をしてあげることが愛猫の健康で幸せな生活につながりますよ。
100種類以上のキャットフードを分析してたどり着いた、本当におすすめの5商品はこちらの記事で紹介しています。
本記事でおすすめしたキャットフード
- 109種のキャットフードから選ぶ人気のランキング
- モグニャンの詳細と口コミ評判
- カナガンの詳細と口コミ評判
- シンプリーの詳細と口コミ評判
- ジャガーの詳細と口コミ評判
- キャットフードの選び方
- おすすめの選び方
- 無添加のキャットフード
- グレインフリーのキャットフード
- 獣医おすすめのキャットフード
- おいしいキャットフード
- 安全なキャットフード
- 低カロリーのキャットフード
- ダイエット用キャットフード
- オーガニックのキャットフード
- ヒューマングレードのキャットフード
- 安いキャットフード
- 猫の大きさで選ぶ
- 子猫向けキャットフード
- シニア向けキャットフード
- 多頭飼い向けのキャットフード
- 猫の症状で選ぶ
- 免疫力を高めたいときにおすすめのキャットフード
- 軟便におすすめなキャットフード
- 便秘気味におすすめのキャットフード
- 便臭対策におすすめのキャットフード
- 避妊後におすすめのキャットフード
- アレルギー対策におすすめのキャットフード
- 目やに改善におすすめなキャットフード
- 毛艶改善におすすめのキャットフード
- 毛玉ケアにおすすめのキャットフード
- 尿路結石におすすめなキャットフード
- 腎臓病のケアにおすすめのキャットフード
- 膀胱炎におすすめなキャットフード
- 肝臓ケアにおすすめなキャットフード
- 形状で選ぶ
- ドライタイプのキャットフード
- ウェットタイプのキャットフード
- パウチタイプのキャットフード
- 缶詰タイプのキャットフード
- レトルトタイプのキャットフード
- 大粒タイプのキャットフード
- 療法食タイプのキャットフード
- 原材料で選ぶ
- ラム入りキャットフード
- 魚肉メインのキャットフード
- 鹿肉入りのキャットフード
- ターキー使用のキャットフード
- チキン使用のキャットフード
- 成分で選ぶ
- 低マグネシウムのキャットフード
- リンが少ないキャットフード
- 産地で選ぶ
- 国産のキャットフード
- アメリカ産のキャットフード
- キャンペーンで選ぶ
- 市販でおすすめのキャットフード
- サンプルがあるキャットフード
- 高コスパのキャットフード