世界最小犬種であるチワワ、偏食ぎみの子も多く食生活に注意しないと肥満になりやすい犬種です。この記事ではチワワの年齢ごとの大きさや、餌の内容、おすすめのドッグフード、与えるときの注意点などを紹介しています。
この記事でまとめたこと
チワワの年齢、人間に換算すると?

チワワの年齢 | 人間に換算した年齢 | 分類 |
---|---|---|
0ヶ月 | 0歳 | 子犬 |
3ヶ月 | 4歳 | |
6ヶ月 | 7歳半 | |
9ヶ月 | 11歳 | |
1歳 | 15歳 | |
2歳 | 23歳 | 成犬 |
3歳 | 28歳 | |
4歳 | 32歳 | |
5歳 | 36歳 | |
6歳 | 40歳 | |
7歳 | 44歳 | |
8歳 | 48歳 | |
9歳 | 52歳 | |
10歳 | 56歳 | |
11歳 | 60歳 | |
12歳 | 64歳 | 老犬 |
13歳 | 68歳 | |
14歳 | 72歳 | |
15歳 | 76歳 | |
16歳 | 80歳 | |
17歳 | 84歳 | |
18歳 | 88歳 | |
19歳 | 92歳 | |
20歳 | 96歳 | |
21歳 | 100歳 |
チワワの年齢を人間に換算すると、上の表のとおりです。生まれてから1歳になるまでの1年間は、人間でいう15年間分に値します。かなり成長スピードが早いことがわかりますね。
2歳からの1年間は、人間に換算すると「4年分」です。チワワの寿命は12~14年なので、60~70代で亡くなる傾向にあるといえます。
チワワに与える餌の量、正しい計算式は?

1日に必要なカロリーを算出する計算式
- (体重×30+70)×係数
チワワに与える餌の量は、ライフステージや健康状態によって異なります。ここでは正しい計算方法をわかりやすく紹介していますよ。
1日に与える餌の量(kcal)=(体重×30+70)×係数
で求めることができます。体重の単位は「kg」で、係数は以下の表のとおりです。
生後0~4ヶ月の幼犬 | 3.0 |
---|---|
生後4~12ヶ月の幼犬 | 2.0 |
1歳以上の成犬・老犬 | 1.4 |
妊娠・授乳中のメス犬 | 2.0 |
避妊・去勢手術を受けていない犬 | 1.8 |
避妊・去勢手術を受けた犬 | 1.6 |
ダイエット中の犬 | 1.0 |
例えば、「体重2kg」「生後6ヶ月」のチワワであれば、1日に必要なカロリーは(2×30+70)×2.0=260kcalと計算できます。
「体重5kg」「ダイエット中の犬」のチワワであれば(5×30+70)×1.0=220kcalとなりますし、
「体重1kg」「妊娠中のメス犬」であれば(1×30+70)×2.0=200kcalとなりますよ。
チワワのライフステージにあったカロリー計算をしてあげてくださいね。以下の項では「子犬」「成犬」「老犬」に分けて、おすすめのドッグフードや食事回数を紹介しています。
「子犬」チワワにおすすめなドッグフードや食事回数は?

おすすめのフード
- ユーカヌバ ラム&ライス
- ロイヤルカナン ミニインドアジュニア
食事回数
- 1日3~4回
「子犬」のチワワとは、生まれてから2歳までの間を指します。おすすめの餌は「ユーカヌバ 子犬用」と「ロイヤルカナン ミニインドアジュニア」です。
「ユーカヌバ 子犬用」は食いつきは悪いかもしれませんが、脂分が少なくアレルギーが出にくいフードなので愛用している飼い主さんも多いです。
チワワの食いつきが気になる方は、ユーカヌバ:ロイヤルカナン=7:3の割合で、混ぜて食べさせることがおすすめですよ。

1日の食事回数は餌は1日3~4回がベストです。一度の食事量が多いと、全て食べても嘔吐してしまうことが多いからです。消化器系がまだ未熟な子犬では、1度に多くの餌を消化しきれないのです。
また、逆に食事の間隔を空けすぎると「低血糖」を起こして突然倒れてしまうことがあります。生後3ヶ月くらいまでは、1日3~4回の食事の間隔を毎日一定に保ってください。
チューブタイプの栄養剤や砂糖水、はちみつをサプリとして与えることでケアすることもできますよ。
「成犬」チワワにおすすめなドッグフードや食事回数は?

おすすめのフード
- カナガン
食事回数
- 1日2回
成犬のチワワにおすすめな餌は「カナガンドッグフード」です。グレインフリーはもちろんのこと、原材料の質が高いので涙やけの防止にもなります。
またチワワは関節が細く痛めやすいので、関節痛持ちのチワワには「コンドロイチン」や「グルコサミン」が豊富に含まれている点も評価できます。
涙やけや、骨が細いために肩関節や膝のトラブルに悩まされる子も多いチワワには最適のフードといえます。
上記に記載した計算式で計算すると、成犬のチワワに必要な1日の摂取カロリーは182~266kcalです。カナガンドッグフードでは1日50~75gほど与えるのが理想的ですよ。食事回数は1日2回に分けて与えてくださいね。
「老犬」チワワにおすすめなドッグフードや表示回数は?

おすすめのフード
- カナガン
- シニア用のドッグフード
食事回数
- 1日2回
老犬のチワワにおすすめなドッグフードは、成犬と同じ「カナガンドッグフード」か、シニア用のドッグフードがおすすめです。
カナガンドッグフードは高たんぱく低カロリーなので、寝ていることが増え運動量や基礎代謝が低下する老犬にも安心して与えられますよ。グルコサミンやコンドロイチンが豊富に含まれていることも、老犬のチワワにはかなりおすすめできるポイントです。
シニア用のドッグフードは用途によって様々な種類に分かれています。一番補ってあげたいチワワの症状を特定して、最適なフードを選んであげてくださいね。
カナガンであれば、餌の量は40g程度が目安です。運動量などを総合的に考慮して微調整するようにしてくださいね。食事回数は1日1~2回が良いです。
適正体重を把握して充実した日々を過ごそう!

チワワを長生きさせるには、子犬の頃から適正体重を把握し維持することが大切です。もし、ライフステージに合わせてフードを替えるのが面倒であれば、カナガンのような全ライフステージに適応したフードもおすすめですよ。
どのフードを選ぶにしても、肥満にだけは気をつけてチワワとの充実した日々を楽しんでくださいね。
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