オシキャットの性格や特徴、飼い方のコツは?ワイルドで頭脳派?

ヒョウ柄が特徴的なオシキャットは、ワイルドな風貌と性格とのギャップで世界中の猫好きを虜にしている人気の猫です。

この記事では、オシキャットの特徴や性格、寿命や病気についてご紹介します。これからオシキャットを飼う方はもちろん、猫を飼おうと考えている方は、ぜひ最後まで読んでみて下さいね。

オシキャットの歴史は?

オシキャット

元々はアビシニアンの模様を持ったシャムを作ろうとして、アビシニアンとシャムを交配させていました。

斑点模様の子猫が産まれ、この猫がオシキャットの源流となりました。

その後、アメリカンショートヘアとの交配によりがっちりした体格になりました。

名前はアメリカ、テキサスから北アルゼンチンに生息する斑点のあるヤマネコ「オセロット」に由来します。

オシキャットの特徴は?

特徴

  • 野性的なルックス
  • ヒョウ柄(スポット)
  • 筋肉質な体型
  • 毛質・毛色
  • 一般的な体重

オシキャットの特徴は野性的なルックスで、「スポット」と呼ばれるヒョウ柄が体全体に広がっています。体つきもがっしりと筋肉質で、毛には光沢がありサテンのような手触りをしていますよ。

オシキャットの元となった、アビシニアンアメリカンショートヘアーについて紹介していますので、こちらも参考にしてくださいね。

野性的なルックス

オシキャットはヤマネコのような野性的な見た目をしていますが、ヤマネコとの交配はありません。

頭は丸みのあるくさび型でクーガーフェイスとよばれます。

シッポが長く、先が黒色になっています。眼と耳が大きく、アーモンド形のキリッとした目が特徴的です。

ヒョウ柄(スポット)

ボディはスポットとよばれるヒョウ柄がポイントです。

ヒョウ柄模様はアメリカンショートヘアのようなクラシックタビー模様が変形したものといわれていますね。

筋肉質な体型

オシキャットは筋肉が発達しており肉付きが良いため、ずっしりとした重みがあります。

足が短めで、大きさは小さめの細見です。

毛質・毛色

オシキャットは毛が細く、短いです。光沢があり、サテンのような手触りで柔らかいですね。

首の周りおよびしっぽの模様と、胴の模様は異なっています。

代表的な毛色はブラウンスポット、チョコレート、シナモン、ブルー、ラベンダー、フォーン、そしてシルバー、エボニーシルバーの組み合わせで系12色あります。

一般的な体重

平均体重

  • オス:5~7kg
  • メス:3~5.5kg

オシキャットの平均体重は上記の通りで、一般的な猫の平均体重とほぼ同じですよ。

オシキャットの性格は?

オシキャット

性格

  • 人懐っこく甘えん坊
  • 人見知りしない
  • 寂しがり屋な一面も
  • 犬のような賢さ
  • 運動が大好き

人懐っこく甘えん坊

オシキャットは、野性的なルックスからは想像がつかないほど、人懐っこく甘えん坊で従順です。

見知らぬ人に対してでも撫でてほしいとアピールするほど甘えたがりですよ。孤独が苦手で退屈に弱いので、たくさんかまってあげるといいですね。

人見知りしない

猫は「気まま」で「自分勝手」というイメージが強いですが、オシキャットは友好的で見知らぬ人にも近づき、アピールします

人にかまってもらうと喜び、他の動物とも生活を共にしやすい猫種です。

寂しがり屋な一面も

オシキャットは、寂しがりやで孤独を嫌います。長時間の留守番など寂しい状況が続くと、ストレスを溜めてしまいます。

飼い主の都合上、長時間の留守番が続く場合は、一緒に遊べる動物を飼うのがオススメです。

犬のような賢さ

猫とコミュニケーションを図るのは難しいといわれています。

オシキャットはとても賢く犬のような猫と例えられることもありますよ。

芸を覚えたり、ボールを投げると取ってきたり、おもちゃやゲームで遊んだり、人間の言うことを何となく理解している素振りを見せたりします。

運動が大好き

オシキャットは活動的なので、キャットタワーを設置するなど、よく運動できる環境を整えてあげるようにしましょう。

健康のためにも飼い主さんがたくさん遊んであげてくださいね。

キャットタワーについては下記の記事にて解説していますので、ぜひ参考にしてくださいね。

オシキャットとベンガルとの違いは?見分け方は?

ベンガル猫

ポイント

  • 性格
  • 毛色の種類
  • 模様のパターン
  • 目の色の種類

性格

ベンガルは野性的で元気いっぱいです。遊びやいたずらが好きなので、家で遊べるスペースを作ってあげるといいですよ。

対してオシキャットは頭が賢く、甘えん坊です。

毛色の種類

ベンガルは主にブラウンかシルバーだけですが、オシキャットは12色もありますよ。

模様のパターン

オシキャットは「スポット」と呼ばれるヒョウ柄模様だけですが、ベンガルはスポット以外にも「マーブル」「ロゼット」という模様があります。

マーブルは渦巻き状の縞模様です。ロゼットは2つのカラーを持ち、濃淡がある斑点模様のことを言います。

目の色の種類

オシキャット・ベンガルともに様々な色が出ますが、オシキャットはベンガルと違いブルー系の色が出ません。メラニン色素の量が目の色に影響しています。

ベンガルの性格や特徴については下記の記事にまとめていますので、参考にしてくださいね。

オシキャットの寿命は?かかりやすい病気は?

オシキャット

寿命

平均寿命

  • 10~16年

オシキャットの平均寿命は10~16年程といわれています。一般的には猫の寿命は15年なので、平均よりやや短いといえますね。

飼育環境やペットフードの品質が向上したことで、ペットが長寿化している傾向にあります。病気にならないように日頃から体調を管理しながらオシキャットの性格を理解して接し、定期的に健診を受けさせたりするのがポイントです。去勢や避妊についても積極的に考えてあげてください。

去勢手術や避妊手術についての他、去勢による性格の変化についての解説は、下記の記事をぜひ参考にしてくださいね。

病気

かかりやすい病気

  • 歯肉炎
  • 腎不全

オシキャットは一般的に健康な猫種であり、特に品種に関連した遺伝的な病気が報告されているわけではありません。ただし、注意が必要な点もあります。

「歯肉炎」「腎不全」などに気を付けましょう。

歯肉炎

歯肉が炎症を起こすことです。赤く腫れあがり痛みを伴うため、食事をするのを嫌がります。歯肉炎は定期的な歯磨きや、それに代わるおやつをあげることで対策できます。日頃から歯のケアしてあげてくださいね。

腎不全

腎臓が機能しなくなる病気です。腎臓は老廃物の排除や血圧の調整など、とても重要な働きをする臓器です。適切な食事や運動を行いながら、ストレスを溜めない生活をすることが大切になります。

下記の記事では「腎不全」について詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

オシキャットの飼い方は?

オシキャット

飼い方

  • 運動しやすい環境
  • 防寒対策
  • ブラッシング
  • 歯肉炎対策
  • 食事・キャットフード

運動しやすい環境

オシキャットは運動が好きな性格なので、健康のためにも運動できる環境を作ってあげるといいですね。

活発で好奇心旺盛な性格なので退屈が嫌いです。広いところを走り回るというより高いところに昇ることが好きなのでキャットタワーを用意してあげるといいですね。

キャットタワーについては下記に記事で解説していますので、参考にしてくださいね。

防寒対策

オシキャットは暑さには強いですが、寒さに弱いです。冬場は特に室温の管理に気を使い、健康に過ごせる日々をサポートしてあげてください。

暖まる場所がないと、寒さで風邪をひいてしまいますので、動物用のヒーターを使ってみることをオススメします。

ブラッシング

オシキャットはきれい好きな一面も見られます。

オシキャットの毛の美しい光沢・スポットを維持し、病気にならないようにするため、毎日のブラッシングが大事です。

子猫の頃からブラッシングをしてれば、ますます美しさに磨きがかかります。

猫のブラッシングについては下記に記事で紹介していますので参考にしてくださいね。

歯肉炎対策

オシキャットは「歯肉炎」になりやすいので、気を付けなければなりません。口の中に食べかすを放置しておくと歯垢になって、更なる放置で歯石になり、口周りに炎症を起こします。

1日に1回ほど、定期的に歯を磨いてあげると歯肉炎になるリスクを減らせます。

歯肉炎対策用のおやつも存在するのでそちらを活用するのもいいですね。

食事・キャットフード

オシキャットは活発な猫です。そのため成長期には体づくり・多くのエネルギー摂取のため、高たんぱく・高カロリーなフードをあげます。

成猫期は食事量をコントロールして肥満になってしまわないように気を付けます。

オシキャットの子猫を迎え入れ方法は?販売価格は?

オシキャット

迎え入れ方法

オシキャットを迎え入れるには、「ペットショップ」「ブリーダー」「保護猫」「里親制度」などがあります。

ペットショップによっては出会えない場合がありますので、事前に確認することをオススメします。

販売価格

子猫の販売価格

  • ペットショップ:15~20万円
  • ブリーダー:15~30万円

オシキャットのおよその価格は15~30万円ほどになります。ペットショップよりもブリーダーさんの場合お金がかかってしまうことが多いです。

ブリーダーさんは専門的に育てていますのでその分高額になってしまいますね。

オシキャットの価格については、下記に記事にてまとめていますのでぜひご覧ください。

オシキャットにおすすめのキャットフードは?

オシキャット
キャットフードをメインで与えたい場合は、「総合栄養食」と表示されているキャットフードを選びましょう。これは水と一緒に与えるだけで、健康が維持できるキャットフードのことです。選ぶ際は原材料を必ず確認しましょう。

手作り食をメインで与えたい場合は、「一般食」と表示されているキャットフードがおすすめです。

いわば「おかず」のようなものであり、トッピングとして利用することで手軽に栄養を追加することができます。

フードを選ぶときのポイント

オシキャットには、栄養バランスが取れて健康をサポートするキャットフードを選ぶことが重要です。以下に、オシキャットにおすすめのキャットフードの特徴をいくつか挙げます。

高品質なタンパク源

オシキャットは活発な性格を持つため、タンパク質が豊富なキャットフードを選ぶことが重要です。

動物性タンパク源(鶏肉、魚など)が主原料となっているフードを選ぶと良いでしょう。

適切な脂質バランス

必要な脂質を提供するキャットフードを選びましょう。オメガ-3脂肪酸やオメガ-6脂肪酸などの健康的な脂質が含まれているフードが良いです。

グレインフリーまたは低穀物

グレインフリーまたは穀物の含有量が少ないキャットフードを選ぶことで、消化に負担をかけずに栄養を摂取することができます。

pepyおすすめ!モグニャンキャットフード

モグニャンキャットフード

「モグニャンキャットフード」は、添加物を一切使わず自然に近い食材を厳選して使っています。

猫の身体にやさしいグレインフリー(穀物不使用)なだけでなく、例えばお腹の調子を整える「ペクチン」を含むリンゴや、尿路系のサポートに役立つクランベリーなどの材料が使われているのが特徴です。

香りやサイズともに、猫にとって非常に食いつきが良くなるように工夫されていてオススメです。

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アーテミス『オソピュア』

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「アーテミス『オソピュア』」は、良質な動物性タンパク質が摂取でき、ビタミンB1・カルシウム・カリウムなど猫に必要なビタミンやミネラルを多く含む「ガルバンゾー豆(ひよこ豆)」も使用されているためおすすめのキャットフードです。

また猫の身体にやさしいグレインフリー(穀物不使用)かつ無添加です。

オリジン

「オリジン」は、肉の含有量が90%と非常に高タンパクかつ高品質なキャットフードです。尿路結石のケアに役立つクランベリーや、腎臓尿のケアによいとされる「オメガ3脂肪酸」を豊富に含むサーモンなど、猫の健康を考えた材料が用いられています。

オシキャットにおすすめな最高級キャットフードは下記の記事からも確認できます。

初心者にもオススメなオシキャット

オシキャット
いかがでしたでしょうか?

人懐っこく従順なオシキャットは、初心者でも飼いやすい猫です。これから猫を飼育したいと考えている方は、ぜひ検討してみて下さいね。

甘えん坊な一面を持つので、いつも猫と一緒に遊びたい、甘えてもらいたいという飼い主にもぴったりの猫です。

1日1回のブラッシングで、毛並みがキレイになるので、コミュニケーション兼ねて、たくさん構ってあげてくださいね。

他の猫の種類や、人気の猫について知りたいという方は下記の記事にてまとめていますので、ぜひご覧くださいね。