秋田犬がかかりやすい病気まとめ。皮膚病などの症状や対策法は?

秋田犬は「あきたけん」と読まれがちですが、正しくは「あきたいぬ」です。忠犬ハチ公でおなじみの、飼い主に忠実な犬種ですね。日本の天然記念物にも指定されおり、世界的にも人気がある大型犬ですが、どのような病気にかかりやすいのでしょうか。

この記事では、秋田犬がかかりやすい病気4つをまとめました。

 

秋田犬がかかりやすい病気1.「皮膚病」

akita dog in park
かかりやすい理由生まれつき皮膚が弱い
症状皮膚や被毛がベタつく、フケ、脱毛
治療法ホルモン剤やビタミン剤の投与、シャンプーを使った外用療法

生まれつき皮膚が弱い子が多いため、秋田犬は皮膚病にかかりやすい犬種といえます。皮膚病には多くの種類が存在しますが、特に「肉芽腫性脂腺炎」にかかりやすいです。

皮膚病にかかると皮膚の油分が増えるので被毛がベタついたり、フケや脱毛がみられます。一時的に薬で良くなることはありますが、完治することは難しく徐々に悪化していくことが多いです。

 

治療法

治療は「副腎皮質ホルモン剤」や「免疫抑制剤」「ビタミン剤」を使用します。外用療法として「角質溶解性シャンプー」もおすすめですよ。

 

秋田犬がかかりやすい病気2.「臍ヘルニア」

Akita Dog or Akita Inu, Japanese Akita Puppy
かかりやすい理由遺伝的要因
症状でべそ
治療法手術

臍ヘルニアとは「でべそ」のことで、秋田犬は先天的にかかりやすい病気です。でべそはマスカット程度からリンゴ程の大きさになることもありますよ。

押さえても引っ込まないでべそは、臍ヘルニアが悪化している状態といえます。患部が熱を持ち「嘔吐」「腹痛」「食欲不振」などの症状がでますよ。

 

治療法

重度の場合は内臓の病気を併発しやすいため手術が必要です。触ってみて柔らかい程度の臍ヘルニアであれば、成長に伴い自然治癒することが多いので経過観察で済まします。

 

秋田犬がかかりやすい病気3.「逆さまつげ」

Akita Inu at the beach
かかりやすい理由遺伝的要因
症状目の充血、目やに
治療法まつ毛を定期的に抜く、手術

逆さまつげは「眼瞼内反症」という病気が原因です。

症状が軽い場合は「目の充血」「目やに」など「結膜炎」のような症状がみられ、症状が重い場合はまぶたが痙攣することもあります。まつ毛が目にはいることの痛みから地面に目をこすることもあります。

 

治療法

結膜炎や角膜に傷がある場合は点眼薬などで治療をします。逆さまつげの症状が強く、まつ毛が角膜をひどく刺激するなど重症化している場合は手術やレーザー治療の必要があります。

 

秋田犬がかかりやすい病気4.「甲状腺機能低下症」

akita dog in grass
かかりやすい理由不明
症状体重増加、脱毛、色素沈着など
治療法甲状腺ホルモンを投与

甲状腺の機能が低下すると元気がなくなり散歩に行きたがらなくなります。特徴的な症状として、左右対称の脱毛が起きたり、食事量を変えていないのに体重が増えたりします。

適切な治療をしないと衰弱し、死に至ることもある恐ろしい病気ですよ。

 

治療法

治療は「甲状腺ホルモン」を生涯投与することになり完治は見込めません。発症原因は不明であり対策を講じることが難しいです。高齢の犬に多く見られる疾患なので、少しでもおかしなことがあれば診察を受けたほうがいいですよ。

 

しっかりと病気のケアを

Japanese akita dog portrait

今回紹介した4つの病気以外にも秋田犬がかかりやすい病気はありますし、上記の病気を同時に発症する場合もあります。特に甲状腺機能低下症との併発は治療が一気に難しくなるため危険とされています。

愛犬の様子がおかしいと感じたら、すぐにかかりつけの病院へ向かってくださいね。