ふわふわの毛並みをもつポメラニアンは綺麗な毛並みを保つためには日々のブラッシングや定期的なシャンプーがかかせません。
ブラッシングやシャンプーを怠ると毛玉がからまったり寄生虫がわいたりと、「皮膚病」の原因にもなります。
この記事ではポメラニアンのお風呂やシャンプーの頻度、方法をまとめました。
ポメラニアンのお風呂、頻度や方法は?
お風呂
- 頻度 毎日でも可
- 温度 30~35度
お風呂は毎日入れても問題ありません。ただ、お湯の温度は人間と同じ40度前後では火傷をしてしまうので、30~35度にしてください。
また、ポメラニアンは水を嫌がる子が多いですが、その場合は無理に入れずにお湯で濡らしたタオルで体を拭いてあげてください。毛の表面の汚れは十分取ることができます。
ポメラニアンのシャンプー、頻度や方法は?
シャンプー
- 頻度 月に1回(夏場は2回)
- 洗い 足、お尻、体、頭の順
- 流し 頭、体、お尻、足の順
シャンプーは普段は月1回、夏場には月2回程度で十分です。
ポメラニアンは毛量が多くて長いのでシャンプーはたくさん必要なイメージがあるかもしれませんが、皮脂を落としすぎてしまうと「皮膚炎」の原因になります。
また、シャンプーは犬も体力を使うので、高齢犬はシャンプーをせずに体を拭いてあげるのがおすすめですよ。
シャンプーの方法
お湯は30~35度で、低めの水圧に設定します。
シャンプーは足からお尻、体、頭の順に洗い、目や耳に水が入らないように注意してあげます。洗い流すときは逆で、頭から体、お尻、足の順に流してあげます。
乾かすときにも注意が必要です。ドライヤーは近づけすぎずに念入りにかけて、完全に乾かしてあげてください。湿ったまま放置すると毛玉が絡まりやすくなってしまいます。
また、耳元は毛に菌が繁殖すると、耳の病気の原因になります。耳掃除もセットで行い、綿棒にイヤーローションをつけて優しく撫でるように拭きとってあげることをおすすめします。
最後に、ポメラニアンな目元に涙が溜まり、「涙やけ」しやすい犬種です。湿らせたコットンをつかって目の周りを優しく拭いてあげてくださいね。
ポメラニアンにおすすめのシャンプーは?危険な成分は?
ポメラニアンには、自然由来の成分で構成されているシャンプーがおすすめですよ。逆に危険なシャンプーは、「ラウリル硫酸ナトリウム」などの界面活性剤が配合いるシャンプーです。
界面活性剤は「経皮毒」ともいわれ、皮膚から毒として体内に蓄積するという報告があります。
また、人間用のシャンプーを使う飼い主さんもいますが皮脂が落ちすぎてしまって毛並みが傷んだり、科学香料の刺激が強すぎたりするのであまりおすすめはできません。
関連記事におすすめの犬用シャンプー10選をまとめましたので、参考にしてみてください。
正しい知識で愛犬を病気から守る!
ポメラニアンの特徴でもあるふわふわの毛並みは可愛らしいですが、日々のお手入れが必要不可欠です。何も調べずに人間用のシャンプーやお湯の温度でお風呂にいれることは危険ですよ。
しっかりとした正しい知識は、愛犬を病気から守ることにも繋がります。わからないことがあればトリマーさんや同じくポメラニアンを飼っている人に相談して情報交換してみてくださいね。
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