ジャックラッセルテリアの寿命や気をつけたい病気5種まとめ!

CMで起用されてから人気急上昇中の犬種、ジャックラッセルテリア。

芸能界でも三浦春馬さんや糸井重里さんが愛犬として飼っていることで有名です。映画『マスク』ではマイロ役を演じていましたよ。

この記事では、ジャックラッセルテリアの寿命や気をつけたい病気5種についてまとめました。

 

ジャックラッセルテリアの寿命は?

ジャックラッセルテリア 

ジャックラッセルテリアの平均寿命は14年です。

小型犬としては平均的で病気になりにくい犬種ですが、かかりやすい病気についての知識を身につけておくことも大切ですよ。

 

ジャックラッセルテリアが気をつけたい病気1:レッグパーセス症

ジャックラッセルテリア

レッグパーセス病は大腿骨の骨頭が変形して壊死する病気で、生後約1年以内の子犬に多くみられます。

股関節が正常に動かせないので、「突然足を引きずる」などの症状がみられます。

壊死した大腿骨頭を切除すれば歩行が正常に戻ることが多いですが、発見が遅れてしまうと歩行異常などの後遺症が残る可能性もあるので早期発見・早期治療が大切です。

 

ジャックラッセルテリアが気をつけたい病気2:膝蓋骨脱臼

犬_ジャックラッセルテリア

膝蓋骨脱臼とは、膝蓋骨が滑車溝から外れてしまった状態です。

四肢がしっかりしているジャックラッセルテリアですが、過度な運動によって膝に負担がかかり発症することがありますよ。

重症化すると手術が必要になるので、「足を引きずる」「痛がる」などの症状がみられたら早めに病院で診察を受けてください。

「滑りやすい床にマットを引く」「段差に気をつける」「適度な運動をする」などに注意して、愛犬の健康を守ってあげてくださいね。

 

ジャックラッセルテリアが気をつけたい病気3:マラセチア皮膚炎

ジャックラッセルテリア 

カビの一種であるマラセチア菌が免疫力の低下や衛生状態の悪化などの原因で増えすぎてしまうことで起きる皮膚炎です。

症状としては多くの場合、痒み、フケ、抜け毛、ベタつき、独特の臭いなどが表れます。

過剰な皮脂やストレスも原因となるので、皮膚を清潔に保つだけでなく、脂肪分の少ない食事に替えたりストレスを溜めないように心がけたりすることも大切ですよ。

 

ジャックラッセルテリアが気をつけたい病気4:糖尿病

活発な犬種ですが肥満になりやすいので、糖尿病にも気をつける必要があります。

症状が進行すると白内障を併発することもあるので、食事と運動のバランスに気をつけてあげてください。

女の子の場合、妊娠が原因になることもあるので、繁殖を考えていないのであれば避妊手術をすることでリスクを下げることも考えてみてください。

 

ジャックラッセルテリアが気をつけたい病気5:クッシング症候群

皮膚や肝臓の代謝が異常になってしまう病気で、「クッシング症候群」ともよばれます。

副腎皮質ホルモンの過剰分泌が原因で発症し、「お腹の下部の膨らみ」「多飲多尿」「左右対称の脱毛」などの症状がみられます。

治療はホルモン安定剤の投与、外科手術、放射線などが行われます。

 

まとめ

ジャックラッセルテリアは病気になりにくいといわれますが、病気にならないわけではありません。

病気になったら治療すれば良いではなく、未然に防ぐことを心がけることが大切ですよ。

 

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