犬の基本しつけ4「ハウストレーニング」のやり方、コツをわかりやすく解説!

日本メンタルドッグコーチ協会代表理事。ドッグテックインターナショナル(シドニー)ドッグトレーニングアカデミー修了。書籍26冊、「愛犬の友」連載、「WAN」他取材多数。TBS、BSフジ、BS朝日、J-WAVE、Tokyo Fm、Fm yokohama他出演。

どんな愛犬にも教えておきたい基本しつけは全部で5つあります。「おすわり」「おいで」「まて」「ハウス」「トイレ」の5つです。

愛犬の身を危険から守るために、他人に迷惑をかけないために、飼い主さんと愛犬の清潔な生活空間を守るために、どれも最低限必要なしつけです。

この記事では「ハウス」のしつけについて、その大切さと愛犬に教えるときの具体的な方法について解説しています。

 

「ハウストレーニング」を教える理由


クレートとは、持ち運びができるケージのことです。

ハウスのしつけは、愛犬がひとりでも安心できるようになってもらうために必要です。

興奮したり怖いことがあったりしたときに、安心できる場所がないことが原因で問題行動が発現することが少なからずあります。

例えばお留守番中にひとりでいることが不安になって吠え続ける、ソファを噛む、モノを壊すといった具合です。

なので安心してハウスに入っていられるようにしつけることで、愛犬の問題行動を大きく減少させることにつながります。

 

また長期外出をするときや災害時、ホテルに預けなければならなくなったときや入院させるときにも、ハウストレーニングがしっかりとされておりクレートに慣れていると、愛犬が感じるストレスを軽減することにもつながります。

 

愛犬にハウスを教えるときのポイント

ハウスを教えるポイント

  • ハウスを常に出しておく
  • 無理やり閉じ込めない
  • 抱っこして入れない

愛犬のしつけは愛犬のキモチを尊重したやり方を心がけます。

ハウスをしつける際には具体的に以下3つのことを意識して行ってください。

 

ハウスを常に出しておく

まずは、ハウス自体に慣れてもらうこと。これがしつけの前にやるべきことです。

そのためにはハウスは常に室内に置いて慣れてもらうことをおすすめします。

 

無理やり閉じ込めない

ケージやクレートの扉は、基本的に常に開放しておくようにします。

まだ慣れておらず探り探りで中に入っているのに、飼い主さんがバタンと扉を締めてしまうと途端に「閉じ込められた!」と恐怖心を感じてしまうことがあるからです。

扉を閉める際は、以下で紹介する教え方の順序で閉めると良いですよ。

 

抱っこして入れない

ハウストレーニングは、ハウスの中で安心してすごせるように、「出して!」と言っても出してもらえないことを教えるトレーニングです。できれば自分で入るように教えておくと便利です。

なかなか入ってくれないからといって飼い主さんが抱っこしてハウスに入れていると、自分から入ってくれなくなることがあるのでやらないようにしましょう。

 

ハウスを教えるわかりやすい動画を紹介

メンタルドッグコーチ中西典子さんのYouTube動画がわかりやすくておすすめです。

以下の見出しではこの動画で紹介している手順を端的に文章で説明しています。

 

愛犬にハウスを教える手順1:おやつが入るおもちゃを用意

愛犬が大好きなおやつを入れられるおもちゃを用意します。ハウスの中での滞在時間を自然に伸ばし、愛犬が中で長時間過ごすことに慣れてもらうのに有効です。

愛犬の好きなおやつを把握しておくことと、おもちゃで普段から遊ばせて慣れさせておくことが大切です。

 

おすすめおもちゃ

名前ビジーバディ ツイスト(リッチェル)
素材ゴム
サイズSS(直径6cm)。サイズがいくつかあるので、犬のサイズに合わせてお選びください。
価格1060円

例えばこの商品のような、おやつを中に入れることができるおもちゃがおすすめです。中に入ったおやつを遊びながら取り出せるので知育訓練にも役立ちます。

 

愛犬にハウスを教える手順2:クレート内におもちゃを入れて誘導

おやつの入ったおもちゃをクレートの中に入れて、愛犬をクレートに誘導します。

愛犬がおもちゃに気がついて、自分の足でクレートに自然に入ってくれるまで待ちます。

 

愛犬にハウスを教える手順3:中に入ったら「ハウス」と声がけ

愛犬が無事クレートの中に入ってくれたら「ハウス」と声をかけます。

クレートからすぐに出ようとせず、クレートの中でおもちゃに夢中になってくれたら成功です。

 

愛犬にハウスを教える手順4:ゆっくりと扉を締める

大きな音を出さないようにゆっくりと扉を締めて様子をみます。

はじめは数秒からはじめて、徐々にクレート内での滞在時間を伸ばしていくようにします。

愛犬がクレートの扉が閉まっているということを自覚した上で、パニックにならずに過ごせるようになれば成功です。

 

まとめ

「ハウス」に限らず、しつけを覚えるまでの期間には愛犬によって個体差があります。

早く覚えて欲しいという気持ちが強くなってしまうと、飼い主さんにあせりが生じてイライラしてしまうこともあるようです。そうなるとしつけが楽しくなくなってしまうので、広い心をもってじっくり時間をかけて楽しむ気持ちで向き合ってあげてください。

 

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この記事の監修者

氏名中西典子
職業日本メンタルドッグコーチ協会代表理事
経歴ドッグテックインターナショナル(シドニー)ドッグトレーニングアカデミー修了。書籍26冊、「愛犬の友」連載、「WAN」他取材多数。TBS、BSフジ、BS朝日、J-WAVE、Tokyo Fm、Fm yokohama他出演。
公式HPhttps://www.doggylabo.com/

 

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